余白の楽しみ方
こんにちは!
リノベーションコーディネーターの鈴木です。
先日青葉区土樋に新しいモデルルームが完成しました。
お部屋の良さを最大限に引き出した設計でとても居心地の良い空間に仕上がっています。
今回はそんなモデルルームの魅力をたっぷりご紹介します!
【立地について】
愛宕大橋の袂に位置する「広瀬ニューライフ」
1975年に竣工した築46年のこのマンション、実は愛宕大橋と同い年なんです。
(ちなみにそれまで仙台市民の足として活躍していた仙台市電は翌年に廃止され、その後車両は長崎電軌へ譲渡。現在は埼玉県所沢市の西武園ゆうえんちで保存されているようです。約70年近く現役で働いた後もこうして違った形で活躍しているとは… いつか見に行ってみたい!)
そんな歴史あるマンションは愛宕橋駅まで徒歩約4分、仙台駅へも徒歩20分圏内ととても便利な場所に位置しています。
教育機関やビルが立ち並ぶオフィス街、昔ながらの商店街も近く活気がありながら
広瀬川沿いで自然も楽しめるような「仙台のいいとこどり」な地域です。
散歩をしていると美味しそうなカレー屋さんや隠れ家的なカフェを見つけたりと散策するのも楽しい!
徒歩5分の範囲には24時間営業のスーパーもありとても便利です◎
【マンションについて】
広瀬ニューライフは休日も管理人さんがいらっしゃいます。
土日は午前だけになりますが、何か困ったことが発生した時にすぐに相談できるのはありがたいですね!
防犯カメラも各所に設置してあり対策も抜かりありません。
1つ留意点として、こちらのマンションは現時点で修繕積立金を引き上げる計画をしています。
(2025年まで毎年8%ずつアップする予定です)
負担が少しずつ増えていくのか… とマイナスなイメージがあるかもしれません。
しかしこれは計画的に建物を維持しようとする良い管理体制の表れでもあります。
物件購入を検討されていらっしゃる方は マンションは管理を買いましょう という言葉を聞いたことがあるかもしれませんがまさにその通り。
建物も人と同じように長く住み続けられるようメンテナンスが必要です。
広瀬ニューライフにはそのメンテナンスに必要な修繕積立金が約8000万円積み立てられており(2021年1月時点)
これまでどんなケアをしてきたかがわかる修繕履歴も残っています。
もちろん一概に 修繕積立金が少ないから管理が行き届いていない ということはなく
マンションによって状況が異なるため都度確認は必要ですが
現状管理状況が良好な物件と言えるかと思います。
修繕に関する記録はぜひ確認してみるようにしてみましょう!
【お部屋について】
303号室が今回のモデルルームです。
元々4LDKだった75.62㎡のお部屋を2LDKにリノベーションしています。
玄関を開けてまず目に飛び込んでくるのは広々とした土間スペース。
暗く狭い閉塞感のあった空間が、寝室との仕切りをガラスにすることで光の入る開放的で多目的な空間になりました!
自転車やキャンプ用品などのかさばる外物も、家の中で手入れから収納までできます。
個人的にはがしがしとスノーボードのワックスがけできるのが高ポイント!
室内で手入れをしようとするとすごく汚れるんですよね…
植物の世話も気兼ねなくできそうです。
室内ではあるけれどより気楽に手入れできる、水拭きで掃除もできラフな使い方ができるのは土間のいいところだと思います。
またリビングへ向かう途中にはベンチスペースも造作。
小さなテーブルを設置すれば書斎スペースに早変わりです。
日中リモートワークをするもよし、夜にゆっくりお酒を飲みながら読書をするもよし。
なかなか土間というものに触れる機会の少ない現代人としては
「ここどうやって使うん…」という戸惑いが最初は拭えないかもしれません。
実際に私がそうでした(設計の菊地さん本当にすみません…笑)。
ですが考えを巡らせるにつれ、自分がいかに先入観や固定概念に縛られていたかを自覚させられはっとしました。
「家の外と中ははっきり分けるもの」
「住まいというものはこうあるべき」
「普通はこういうもの」
使い方を限定しないからこそより工夫して愛着を持って暮らすことができるでしょうし
家の中で過ごす時間の増えた今だからこそ、使い方だけでなく気分の切り替えにも役立つ空間の余白は心の余裕にもつながるのだなと。
住む人によって暮らし方はさまざまであっていいはずです。
頭を柔らかくして視点を変えることで、私たちが世の中に広げていきたいと思っている“自分らしい暮らし”の選択肢が増えるのかも、と思うとわくわくしますね。
だいぶ話がそれてしまいました!
土間スペースだけでなく他の部屋にも暮らしの質を上げるポイントがたくさんあります。
土間の隣の寝室は日当たり良好◎
日中はバルコニーに椅子とテーブルを出して読書やお仕事なんかも良さそうです。
寝室の隣は書斎やWICとして使える空間になっています。
棚柱という可動式の棚を取り付けられるタイプですので、お持ちの服や荷物にあわせてカスタマイズも可能です。
水回りも元の位置から配置を変更しています。
洗面化粧台は忙しい朝も並んで作業できる幅広のカウンター。
カウンターや鏡の下の立ち上がり部分は、水はねを掃除しやすい素材でできておりいつでも清潔!
お風呂は洗い場をゆったり使える1416タイプです。
奥に行くとランドリースペースがあります。
洗濯機から出してそのまま洗濯物を干せる動線の短さは感動的…
さらに奥へ進むと約16畳の開放的なLDKが見えてきます。
土間・寝室スペースとはまた違った雰囲気を楽しめますね!
優しいライティングと色使いはリラックスしやすい空間の演出に一役買っています。
窓からは広瀬川と広瀬川にかかる愛宕大橋、橋を渡るたくさんの車が見えます。
通常道路沿いのお部屋ですと車の音が気になるものですが、二重サッシを施工しているためそこまで音も気になりません◎
窓際の天井は高く2.7mほど。奥行き感がありより空間が広く感じられます。
以上、新モデルルームのご紹介でした!
まだまだ私の筆の力では伝えきれないところもたくさんありますので
少しでも気になる方はぜひ会場に足を運んで体感してみてください!
こんな暮らし方もいいね!と思っていただけたら何よりです。
詳細はこちらから↓
広い土間のあるリノベーション住宅