現場日記:F様邸【工事中】1/14更新

設計の菅野です。

今回の物件はとにかく明るい!

面に大きな掃き出し窓とポコっと飛び出したサンルームが特徴的な物件です。

間口も広い為、色々なレイアウトが考えられる物件でした。

最初の全てのご要望を盛り込んだご提案のレイアウトはこんな感じ。

 

 

▲キッチン・洗面UBなど水回りをコアにした、マンション全体で回遊できるプラン

 

ご提案させて頂いた後、色々とこだわりや優先順位を整理して頂き、トップ画像の様なプランになりました。

キッチンの背面にしっかり収納を取ったり、キッチンから2方向へ通り抜けできたりと、

こちらのプランもなかなか使い勝手が良さそう!

最初から最後まで変わらなかったのは、水回りと玄関以外は建具を設けない広いワンルームプラン。

完成が楽しみです!

 

■所在地:宮城県若林区

■種別:集合住宅

■専有面積:69.9㎡

 

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【Before】

 

▲玄関入って直ぐの宅内FF式給湯器スペース(ルーバー扉の中)

 その下が外部から開けられるメーターBOXに

 

 

▲狭いお風呂。水栓が付いている壁の後ろが排水の共用竪管が入っているパイプシャフト。

 今回残さなければならないスペース

 

 

▲中は兎に角明るい!DKが真ん中、南側に和室二つという昔ながらの間取り

 

 

▲サンルームより。開口が大きくて明るいのですが、

 下の腰壁もサッシと同材の為、夏は暑くて冬は寒い空間なのだそう(住民の方より)

 

 

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2020/10/23~

Ⅰ.解体着手

 

今回は兎に角壊すところが多い現場です。

水廻りが全てコンクリートブロックで囲われており、かつ、土間がスラブの上に5センチ位コンクリートが増し打ちされている為、それらを全て壊していきます。

 

 

相変わらず凄い解体中のゴミ。

 

 

トイレを囲っているコンクリートブロック。

ブロックは特殊な工具で音を極力出さない様、取っていきます。

 

 

増し打ちされた土間の発砲コンクリート。

柔らかいので、少し叩いただけでバリバリっと取れてきます。

リサイクルできないやっかいな素材です(ゴミ引き取り処分費が高額…!)

そのまま置いておいても床を組む脚を固定する際、バリバリっと割れてきてしまうので

全部取りました。

 

 

解体完了。

 

 

 

 

コンクリートブロックも土間も全て取っ払ってすっきりしました!

築古物件ならではのスラブ下配管。

見えている配管全ては上の階の配管です。

全て元浴室裏のパイプシャフトに合流しています。

今回は壁に断熱施工がまったくされておらず・・・

これは夏暑くて冬はかなり寒かったに違いない・・・

これからしっかり断熱材を吹いていきます。

 

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2020/11/6

Ⅱ.断熱工事

 

築古物件で、必ずといっていい程お勧めするのが断熱工事。

今回みたいに断熱材がまったく入っていない物件もあれば、

断熱材は入っているのだけれど、どこまで効果があるのか?な物件も多々あり、

冬場の工事だと、断熱を吹いた先から冷えを感じなくなってくるので、

やるだけの効果は必ずあるかと思います。(私個人の感想ですが・・・)

今回熱環境の観点から一番気がかりだったサンルームもしっかり吹きました。

 

 

 

 

 

 

サンルーム周りは箱として少し飛び出ているので、床も寒い!

床も含めて外部に面している所はできるだけ吹きます。

 

 

 

 

いつもながら、見た目に温かそう!

本格的に工事を始める前の下準備が出来たので、ここからは設備屋さんや大工さんにバトンタッチです。

 

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2020/11/16~

Ⅲ.配管工事

 

 

配管がスラブを貫通している為、スラブから飛び出している配管より繋いでいきます。

今回はキッチンの位置が大幅に変更している為、元浴槽の排水を分岐してキッチンへ。

ルートと勾配を確認しながら慎重に配管していきます。

 

 

 

 

 

配管が終わったら次からは大工さんの仕事です。

 

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2020/11/20~

Ⅳ.本格的に大工工事スタート

 

粗方の配管が終われば大工さんにバトンタッチ。

今回は床がガタガタで間仕切り壁の位置出しなどが難しい為、

外周部の壁を組んでから床組み→すみだし(正式な壁の位置決め)の順番で施工する事に。

外周部が終わったら遮音の床組みスタートです。

 

 

 

 

 

脚に遮音のゴムが付いている束→パーチクルボード→コンパネ→床仕上げ材

と、床組みはなかなか手間のかかる作業です。

壁際には床が下がらない様に、際根太を回していきます。

 

 

コンパネ張り完了。

ここまで来てようやく正確なすみだしができます。

床に転がっていた配管も一部お出まし。

 

 

 

コンパネ(板材)が積まれている所がユニットバスが来る場所。

ユニットバス自体は脚が付いた箱なので、床は組まずにスラブに直接固定します。

床が終わると間仕切り壁→天井組の順番で、どんどん進んでいきます。

 

 

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2020/12/3~

Ⅴ.軽量下地組

 

床組みが終わると天井→壁の下地組をどんどん進めていきます。

まずは天井・・・

 

 

木材で下地を組む場合と軽量鉄骨で下地を組む場合どちらもありますが、

いつも職人さんの得意な方、やりやすい方でお願いしています。

今回入って貰っている大工さんが得意な方は軽量下地。

(一部木なのでハイブリッド?)

配管のないリビングはできるだけ天井を高く仕上げます。

天井を先に組むか、壁を先に組むかはその時その時で臨機応変に。

今回は天井段差が複雑なので、先に組むことに。

 

天井が組みあがったら、壁下地。

ここから作業スピードがかなり上がります。

 

 

あっという間に粗方の下地組が完了しました。

 

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2020/12/10~

Ⅵ.電気配線

 

下地が組みあがるとボードで塞ぐ前に電気屋さんが電気配線を通しに来てくれます。

天井の照明の位置や壁のスイッチ・コンセントの位置を確認しながら配線を落としていきます。

 

 

 

 

図面を見ながら細かい位置出しもしなければならないので一苦労。

全ての位置・高さを一緒に確認していきます。

2日間かけて配線を終わらせていきました。

 

 

 

 

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2020/12/12

Ⅶ.中間検査

 

現場での確認事項やご説明に必死で、検査風景の写真を撮っておりませんが

今回はボードを貼る前に検査をしていただきました。

検査の内容としては、間取りの確認・電気関係の位置確認・ここまで工事してきての問題点/変更点etc.

確認して頂く内容も多くてお客様も大変だったと思うのですが、細かくご説明させて頂きました。

検査が終わるとボード張り・床張りとどんどん仕上げに入っていきます。

 

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2020/12/15

Ⅷ ユニットバス設置

 

大工さんが下地の仕上げをしていくのと同時進行でユニットバスを設置します。

設置前にユニットバス屋さんの位置出しを元に、設備屋さんが配管の取り回し。

 

 

 

配管がきちんと行われたかどうか、取付箇所等の確認が終わったら後は職人さん達にお任せ。

一日であっという間に組みあがりました。

壁のボードを貼る前なので、ユニットバスの箱の形がよく分かります。

 

 

 

ユニットバスの中。

今回は浴室内のパネルを全てベージュで特注したり、

別シリーズのスライドバーを付けたりと、

お客様のこだわりの詰まったかっこいい仕上がり!

N’s担当、メーカーの敏腕コーディネーターさんのお陰もあって素敵な仕上がりになりました。

Kさんいつもありがとうございます!

色々特注が掛けれる事も知れて、私も勉強になりました!

 

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2020/12/14~

Ⅸ ボード張り・下地工事

 

日付が逆転しますが、大工さんは中間検査が終わったら、一気に下地の仕上げにかかります。

まずは石膏ボードの搬入。

 

 

いつもながら大量です。

マンションの荷揚げはいつも本当に大変です(汗)

お住まいのマンションで材料を頑張って上げている職人さんがいたら

温かい目で見守ってあげて下さい。

 

 

 

 

ボードを張りのタイミングで必要な所に下地補強も入れていきます。

ボードを貼りながら、細かい造作もちょっとづつ仕上げていきます。

 

 

 

一部張り出した天井は間接照明の設置個所。

イメージ通りで一人ニンマリ(笑)

これからの作業はこまめに現場に足を運びながら、

職人さんと細かい所の収まりを都度確認しなければなりません。

ここが現場管理の腕の見せ所!

気合を入れて頑張ります!

 

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2020/12/25~

Ⅹ フローリング張り

 

今回使用するのはウォールナットの積層フローリング。

質感がとても良いオイル仕上げです。

90幅の1枚物なので中々手間のかかる作業。

1枚1枚地道に張っていきます。

 

 

 

ラフな所も入っているラスティックの質感は味があります。

濃い色の床はシックな仕上がり。

今回ベースクロスも白ではない落ち着いた色味なので

ぐっと大人の空間に仕上がりそうです。

 

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2021/1/7~

Ⅺ クロス施工開始

 

年が明けて大工さんの作業が終盤を迎える頃、塗装屋さんの作業→内装屋さんの作業へ移行していきます。

塗装屋さんとバッティングしない所から壁の下地(パテ)処理。

 

 

 

▲ボードのジョイントやビスの穴をならしていきます

 

パテ処理が終わると一気にクロスを貼り始めます。

 

 

 

仕上がった所をほんの少しだけ。

今回ベースのクロスは白でなくグレージュ。

(トップ画像は色を入れても分かりづらいので白にしていました)

アクセントもグレージュに合わせたくすみ色。

いい感じです!

真っ白なベースクロスも素敵ですけど、ベースに色を入れると上級者っぽいインテリアコーディネートができるので個人的にはお勧めだったりします。

続きます。

 

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