現場日記:U様邸【工事中】5月18日更新

【物件データ】

■所在地 :仙台市太白区

■種別  :マンション

■専有面積:74.05㎡

■建築年:1983年

 

こんにちは!

設計の菅野です。

今回は写真を撮る事がお好きなご夫婦のこだわりリノベ。

部屋の中でそれぞれ写真を撮りたいんです!

そんな話から打ち合わせがスタートしました。

撮影出来る背景の壁はしっかりあった方がいいなあ・・・

撮影は自然光で撮れた方がいいし、かつ逆光にならない様気を付けないと・・・

など、間取り+撮影スポットも考えながらプランしました。

 

U様が今回弊社に問い合わせをかけて下さったのが、昨年販売していたこちらのモデルルーム↓

 

 

「内装の色味や、何よりヘリンボーンの床が好みだったんです!」

そうおっしゃって下さったので、ヘリンボーンの床や内装の色味はこちらをベースに、U様のお好きなテイストとミックスしたご提案をさせて頂きました。

間取りも少し拘って、玄関先にぱっと目を引く空間を作ってみたり・・・↓

 

 

何のスペースかは出来上がってからのお楽しみという事で 笑、工事スタートです!

 

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【before】

解体前の様子。

 

▲室内に電気温水器が

 

▲玄関より

 

▲キッチンより 

 

▲LDK:壁面はアスベスト調査の際に開口

 

▲和室より 

よくある南北に長い中部屋ですが、前の方がしつらえた造作家具などもありこれはこれで素敵でした。

 

部屋が細かく分かれているので和室の方はちょっと暗いかも・・・

この辺りをワンルームにし、自然光をしっかり取り込みたい所です。

 

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2023/4/19~

Ⅰ.解体工事

 

今回もフルリノベーションなので、どんどん壊していきます。

 

 

 

 

 

 

 

途中経過でこのゴミの量↓

ここに写っていない同じくらいの量のゴミが

毎度ですが、一軒壊すと、本当に何㎥ものゴミが出ます。

マンションだとこれを運び出すのも手間だったりして、かなり大掛かりな作業になります。

 

▲丁寧に材ごとに分けられたゴミ

 

 

解体完了↓

外周部の壁の断熱材は石膏ボードと一体型の物だった為、外壁壁もつるっと綺麗に躯体が現れました。

解体して初めて分かった雑排水を流す排水竪管の通気管がずれや、外周壁のクラック(外部より補修済)、今まで起きた地震の爪痕。

まずは壁を塞ぐ前に直してもらう段取りです。

 

解体して直ぐに間取りを土間スラブに移すスミダシ、給排水配管作業も行いました。

 

 

 

 


▲黒い線で書いてあるのが壁を建てる位置

 

墨出しを終えた翌日にはU様と施工管理スタッフと営業、プロジェクトに関わるみんなを交えて解体検査。

解体状況のご説明と間取りの確認をさせて頂きました。

色々と準備が出来た所で本工事スタートです!

 

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2023/5/9

Ⅱ.断熱工事

 

今回も断熱施工はウレタン吹き付け。

マンションの立地にもよりますが、大きなトラックが停められる所であれば一番手早く施工できるのが吹付断熱施工です。

窓の多い角住戸でも半日位で終わり、工期も短縮できる優れもの。

吹付作業を見るのが好きな菅野、いつもわくわくしながら動画を撮っています 笑

今回は壁の断熱材が何も残ってないので、どこを吹いたかわかりやすい!

いつも仙台市の省エネ基準30mmを目指して吹きますが、一回ではそれだけの厚みが出ない為、重ねて2回吹き付けます。

 

 

 

 

今回も外周面全てしっかり吹きつけられました!

これで空調効率が上がり、電気代が安くなるに違いない!

 

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2023/5/11

Ⅲ.左官工事

 

いつもだと断熱を吹き付けた後は壁下地工事なのですが、

今回は先に天井の化粧を。

打ち合わせ当初からご希望されていたモルタル天井だったのですが、事前に天井の状態が綺麗でない事(クロスが直接貼られていた為)お伝えし、モルタルを上塗りする計画に変更。

壁下地を汚さない今のタイミングで施工する事になりました。

下地の状態はそのままに、ラフな感じで塗っていきます。

 

 

 

 

乾いた状態がこちら↓

 

 

 

程よくムラが出ていい感じ!

ちなみに躯体そのままの状態と塗った所の色の違いはこんな感じです↓

 

 

 

フラットな感じには仕上がりますが、塗装では真似できない色むら・艶はモルタル塗りならでは!

今は綺麗ですが、経年変化でヒビやムラも出来、味が出て来るに違いない。

壁も立ってないのに、既に仕上がりが楽しみです 笑

続きます。

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