現場日記:Y様邸【進行中】2月9日更新

【物件データ】

■所在地 :仙台市太白区

■種別  :マンション

■専有面積:62.8㎡

■建築年:1994年

 

こんにちわ!

設計の菅野です。

今回はご自宅でお食事やお酒を楽しむのが大好きなご夫婦の拘りリノベーション。

初回ヒアリングの時に

「リビングのソファーよりダイニングテーブルで過ごす事の方が多いんですよね」

「キッチンに拘りたいんです。形は対面型でクリナップさんのステンレスキャビネットが良くって、食洗器はボッシュがよくって・・・」

と、真っ先にキッチン・ダイニング廻りの事をお話をしてくださったY様

事前に設備なども下調べをしっかりされており、やりたい事やお好みがはっきりされていたので

出来る限りご意向に沿いながら、間取りのご提案・諸々ご選定をサポートさせて頂きました。

 

 

 ▲打ち合わせ風景

 

数年前に弊社が販売していたモデルルームをとても気にいってくださったのがきっかけで、今回問い合わせして下さったY様。

今回は物件探しからリノベーションまでワンストップでお手伝いさせて頂く事になりました。

私が入社して初めて見たN’sの施工物件も上記のモデルルームでして、

そのお話をお聞きした時

「私もこんな格好いい住まいを作りたい!」

なんて思った当時の記憶が蘇りました。

今回も素敵な住まいに仕上げるぞ!

という事で工事ブログスタートです。

 

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【before】

解体前の様子。

 

 

 

 

よくある長細い中住戸の3LDK。

キッチンは対面式ですが、吊戸棚もあり閉鎖的で孤立した空間でした。

 

始めて現地を見させて頂いた際、驚いたのが北側2部屋のカビと結露。

 

 

 

築年数の割に内装材めくれと壁がカビが凄い。

今まで家具や物が壁際までしっかり置かれていたり、暖房をガンガン使用していたりしたのかな?

(エアコンが無い部屋です。↑が一番多いカビが生える原因だったりします。)

サッシの結露が原因じゃないかと推測はするものの、現状だと壁裏の状態も分からない為、解体して中の状態をしっかり確認しなくては!

 

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2023/12月下旬~

Ⅰ.アスベスト調査~解体

 

いつもブログでは解体工事から掲載していますが、

今回はアスベスト調査についても少しお話させて頂きます。

アスベスト調査は2023年10月より有資格者による事前調査・分析が義務化されました。

基本的には設計図書等を用いた「書面調査」と現地で確認を行う「目視調査」の2つの調査の2つ。

解体前の調査なので、このように石膏ボードを捲って裏面の品番を確認していきます↓

 

 

どきどきどきどき・・・・

「今回はアスベスト該当品番じゃなさそうですね」

よかったーー!

 

ほっと一安心です。

石膏ボードは製造年月日や製造工場により、アスベストの他ヒ素入りボードなど、

リサイクルできないボードが出てくる事もあり、解体費用(正確には処分費用)に少なからず影響してくるので、出来れば毎回早めに調査をしたい所です。

壁や天井以外の所も細かく調査↓

 

 

キッチンのキャビネットやユニットバスのバスパネルなどにも含まれている事があるので、

メーカー等情報を記録し、後日メーカーに問い合わせます。

上記以外にも、キッチンの床に使用されているクッションフロアやビニール巾木など、〇〇年以前の製品など、築年数などで判断できる所は、「みなし」としてチェックしていきます。

今回はユニットバスの壁にもアスベストが入っている事が分かりました。

情報を解体業者さんに伝えねば。

 

調査が終わったら、いよいよ解体作業に入っていきます。

 

 

 

 

 

解体前から気になっていた北側の壁ですが・・・

 

 

ボード下(断熱表面)は綺麗でした!(カビは見当たりません)

しかし、サッシの結露は相変わらず酷い。

 

 

空調をしていない工事中でも窓の結露が酷いので、やはりカビの原因は結露の様です。

壁の断熱と窓の所で結露対策すれば、100%とはいかずとも幾らか良くなりそうです。

 

改修前の給水管・給湯管・ガス管↓

 

 

銅管と鉄管が使用されています。

金属管は古くなると穴が開いて漏水しやすいので、ギリギリの所で切断し樹脂の物に取り替えます。

今回はリノベーションなのである程度入れ替えが出来るのですが、リフォームの場合はどこまで入れ替えるか慎重に検討した方がいい配管です。

築浅物件だとほぼ樹脂管なのですが、今回位の築年数だと要注意です。

 

話は戻り、解体が完了しました!

※解体検査後の写真なので、テープで大まかな壁の位置出しをしています

 

 

 

 

問題の北側窓廻り↓

 

 

後日、断熱も削りました↓

 

 

躯体(コンクリート壁)はカビも無く綺麗な状態でした。

今回解体前の状態が酷かったので、断熱材は全て捲り再施工した後、本工事スタートです。

(続きます)

 

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2023/1月下旬~

Ⅱ.下地工事開始

 

お正月が開けから本格的に工事がスタート。

毎度ですが、まずは断熱材を施工していきます。

今回はボード系断熱断熱材を使用。

立地上、ウレタンの断熱吹付が出来ない時はこちらの断熱材を使用しています↓

 

 

 

 

ボード系断熱材は、カット・接着・取り合い処理と、手間は掛かるのですが

工場製品なので製品として安定している所がメリット。

今回も大工さんが頑張って貼ってくれました。

 

断熱材を貼り終わると壁の位置を決める墨出しをし、壁を建てていきます。

まずは外周部から・・・

 

 

 

間仕切り壁を建てる位置に上下の受けを取り付けていきます。

壁の下地自体は木ですが、天井と床に取り付けた受けは軽量鉄骨。

今回は水廻りが寝室に近い為、壁の厚みをしっかりとって吸音材を入れる為、通常より幅が広い物を施工しています。

 

余談ですが、壁が木下地の時に大工さん達が作る仮置き棚をちょっとだけ・・・↓

 

 

これが出来ると本格的に工事が始まったんだなあと、私も気合が入ります。

 

余談はさておき、壁の墨出しが終わったら、大工さんと並行して作業に入る設備屋さん。

給排水やガス管を配管していきます。

N'sは基本的に壁の下地を建ててから床を組むので、並行しての作業になる事が殆ど。

今回は洗面化粧台や洗濯機置場も大幅に移動、ユニットバスもサイズアップする為に梁を跨いで移設と、それぞれの取り合いがシビアな為、慎重に打ち合わせを重ねた上で配管して貰います。

 

 

私「排水の距離からして洗面脱衣室は床の段差作るしかないですよね・・・?」

設備屋さんと大工さん「・・・今回、段差無しで何とか納まるよ!いける!」

私「本当に!?」

 

今回はキッチンの天井高も排気ダクトの関係やら高さに関しては諸々シビアだったのですが、

全てが良い方向で納められるとの事。

今回施工された配管類↓

 

 

 

 

元々の配管が耐火素材の物を使用していた為、基本は耐火の配管を使用。

今回食洗器が海外製の物なので、一部は高温に耐えられる材質の物に。

 

食洗器に関してはメーカー規格外の物なので、それぞれのメーカーさんを呼んで現地での確認してもらいました。

キッチンメーカーさんにも食洗器メーカーさんにも「大丈夫ですよ」の一言をもらってホッと一安心。

 

配管が無事終わると次は床を組んでいきます。

今回は大工さんが一人じゃないので、凄いスピードで進んでいきます。

 

 

 

 

床下には反響音を防ぐ為、お馴染みの吸音材グラスウールを入れてもらいました。

今回大幅に移動した洗面廻りは↓の様に床下全体にグラスウールを敷き詰め遮音マットの敷き込み(黒色のマット)

下階の方の間取りは恐らく洋室なので、少しでも音が軽減する様、少し対策させて頂きました。

今回の様に、水廻りを大きく移動する場合は、この辺りのご提案+洗濯機の脚の下に吸音ゴムを敷くなどの対策をお勧めしています。

 

 

 

配管や床上げが終わるとユニットバスの組み立て↓

 

 

今回は同時に排気ダクトの配管も↓

 

 

今回ネックだったLDKのど真ん中を横断する排気ダクト↑は天井高をしっかり確保する為に、スレスレの所を頑張って配管してもらいました。

 

この辺りまで来るとほぼ全ての納まり打ち合わせが終わった様な物なのでほっと一安心です。

ここからどんどん仕上げていきます。

(続きます)

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