現場日記:H様邸【完結】
【物件データ】
■所在地:仙台市
■種別:マンション
■専有面積:66.8㎡
■建築年:2001年(築19年)
仲良しのご夫婦とワンちゃんの三人家族。
これから迎える赤ちゃんと、新生活に向けてのマンションのリノベーションです。
BEFORE
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Ⅰ 解体工事
リノベーション工事に伴い、元々あった既存の間仕切壁や天井を全て撤去していきます。
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Ⅱ 解体工事完了
室内の全ての既存物が撤去され、躯体がむき出しになった住戸内。
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Ⅲ 下地工事 ①
新たな壁の骨組みになる下地を組み上げていきます。
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Ⅳ 下地工事 ②
仕上げ後は天井や壁内に隠れてしまう部分の照明やコンセントなどの配線工事をしています。
キッチンが付く予定の位置には給排水の配管が設置完了です。
塩ビタイル貼になる予定のキッチンの床。
モルタルを流して下地から平らに仕上げていきます。
大工さんがキッチンの背面に取付ける予定の棚板を加工をしてくれています。
造作で仕上げる洗面台まわりも少しづつではありますが、カタチが見えてきました。
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Ⅴ 仕上工事①
下地の骨組みに壁材となるプラスターボードをビスで打ち付けていく作業。
間仕切壁が完成し、だいぶ室内らしくなってきました。
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Ⅵ 仕上工事②
リビングの柱廻りにアクセントになる、木パネルを貼付けています。
今回使用したのは、すでにウレタン塗装が施されている材料で、
薄い合板の表面にオーク材の天然木単板を貼った、厚さ4mmの内装用仕上げ材パネルです。
幅10cmほどの材料を一枚一枚、丁寧に貼付けていきます。
キッチンの腰壁部分はお施主様こだわりのグレーのお色の塗装で仕上がりました。
少しずつ、全体の雰囲気も見えはじめ、現場に行く度にワクワクします!笑
洗面台は”モールテックス”という塗料で仕上げました。
薄塗りですが、表面強度が高く、従来のモルタルで有りがちな角の欠けや表面の削れが発生しにくいこともこの左官材料の特徴。
防水性もあるため、水廻りにも利用することが可能です。
こちらも仕上がりが楽しみです!
壁紙を貼る前に下地を平らにするため、パテ処理を全体に施します。
クロス屋さんが壁紙を貼ってくれています。
壁紙が貼られると、ほぼ完成形が見えてきました。
同時に床の仕上げ材も施工され、さらに完成に近づきます。
トイレの間接照明も光の出方にこだわってプランしたものが綺麗に仕上がりました。
細かいですが、設計の小さなこだわりポイントです。笑
造作の洗面台まわりのタイルも貼られ、水栓金具も取付けられました。
モールテックスと真鍮との雰囲気も良い感じです。
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Ⅶ 完了
完了検査風景。
お施主様にお立会いをいただき、仕上がりの細かい箇所を一緒に確認していきます。
無事にお引渡しを迎えました。
最後に、お住まいになる上での注意点や機器類の使い方、保証内容などについてご説明をしているところです。
コロナの影響もあり、工事も一時はどうなることかと思いましたが、
無事に赤ちゃんのご誕生前に竣工、お引渡しを迎えることが出来ました。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!
H様、新しいお住まいでの生活が、幸せに満ちた毎日でありますように。
また、メンテナンス等の機会にお会いできますことを楽しみにしております。
ありがとうございました!!