週末のイベントと、素敵な素材と
こんにちは。
設計の菅野です。
先日は天気がよかったので、家族で定禅寺通りのイベントに行ってきました。
今回はGREEN LOOP SENDAIといういろんなお店のコーヒーやお菓子やパンが買えるイベントだったんですが、お店のディスプレイは今のインテリアの流行に近い物があって、店構えをいろいろ見るだけでも楽しいです。
久しぶりに定禅寺通りをゆっくり歩いたのですが、通りを盛り上げるための実験的な試みが行われていて
とても面白かったです。
私が初めて仙台に来た時(三重県出身です)一番感動したのが、定禅寺通りのけやき並木の美しさ。
そんなけやき並木を眺めながらくつろげるスペースだったりいろいろと楽しめるスペースになるなんて、想像しただけでワクワクします。
この試みが実現すると街に活気が出そうですね!
まったく話が変わりますが、
先日メーカーさんから素敵なサンプルが届いたので、商品の紹介とそれぞれの材質についてお話させていただきます。
(左)ラワン無垢材の壁・天井リブパネルと、(右)積層フローリング(2mmの無垢材が貼られたフローリング。上がチェリー材で下がアッシュ材です)
フローリングはともかく、リブパネルを貼ったイメージは、なかなか付きにくいと思います。
先日伺ったお店で素敵な感じに貼られていました。
(写真は、太白区の中田にあるEnrich Laundry Salonさん。こちらも面白いお店なので後日ご紹介できればと思います!)
壁一面にアクセントとして貼るのもクロスとは一味違った上質な仕上がりになりますし、
この様にキッチンの腰壁に貼るのも見栄えがして素敵ですね!
無垢材なので一枚一枚表情も違い、それがまたいい味出しています。
事務所の中で恐らく一番天然素材が大好きな菅野、今イチオシの素材です。
ちなみに無垢材や複層と言われてピンとこない方もいらっしゃると思いますので、商品の断面を。
こちらがリブパネルの断面。一枚物の板材です。
そして、こちらが上でもご紹介した複層フローリングです。
表面に2mm程の無垢材を貼っています。
フローリングに関しては他にも突板フローリング(0.数ミリの木をかつら剥きにした物が貼られています)、木目調フローリング(木目調のシートが施された商品。最近の新築マンションに多いフローリングです)があります。
突板フローリングや木目調フローリングはしっかり塗装やコーティングが施されており、表面が硬かったりメンテナンスフリー(ワックスかけ不要)の商品が多いのも魅力ですが、
一旦深く傷が付くと補修しづらいのと、木目や継ぎ目が少し不自然なのがデメリット。
無垢材は自然な風合いで年数が経っても美しく、肌触りもよく、塗料によってはメンテナンスが簡単にできるのがメリットですが、(汚れは付きやすいので、人によってはデメリットかも?)
一枚板なので気候によって収縮があるのがデメリット。(フローリングの隙間がぐっと空いたり、時には床なりの原因にも)
複層フローリングは一枚板に近い風合いも味わえつつ無垢材よりも反りが少なくメンテナンスもできる、とても使い勝手のよい商品だと思います。
特に今回のフローリングに関しては床暖房にも対応しているので、無垢材を貼りたいけど床暖房も取り入れたい!そんないいとこ取りしたい方にお勧めです。
内装を決める際、天井・壁・床は大きな面積を占めるので、材質によって空間のイメージが大きく変わってきます。
それぞれのメリット・デメリットも踏まえつつ、じっくり選んでいただきたいと思います!
▲オークの複層フローリング