【第1回】リノベ工事進捗レポート ~解体後の様子~

この記事を書いた人
今泉 瀬菜(広報担当)

 

はじめまして!リノベ不動産仙台青葉中央店(N’s Create.)広報担当の今泉です!


普段は施工事例の記事を更新したり、Instagramでリノベーションの魅力を発信しています。
今回から、リノベ工事進捗レポートを更新していきますので、皆さまよろしくお願いいたします!

 

この記事を書いた人
仙台市太白区の賃貸アパートに住んでおり、仙台在住歴は約1年。まだ自分の家を持っていないため、リノベーションについて学びながら夢を膨らませ中!
休日は洗濯や掃除などを済ませた後に、ソファで足を伸ばしながら映画やドラマを観るのが楽しみ。(お皿を下げるとき、洗濯物を運ぶとき、車から荷物を降ろすとき。ちょっと無理してでも、一気に移動させたい人。)

 

このブログでは、「リノベーションに興味があるけど、工事ってどんなふうに進んでいくの?」「工事中のお部屋ってどんな感じなの?」と感じている方に向けて、リノベーションの流れや工事中の状態を、写真やインタビューを交えてわかりやすく説明しています!

 

皆さんのマイホームの夢を応援するレポートになればと思っております!

 

早速ですが、今回は解体後の物件見学に行ってきました。
元々の住まい(解体前)と合わせて、解体後(※1 スケルトン)の現場の様子を写真でご紹介しながら、気になる点や疑問点について、弊社の設計担当にインタビューしました。これからこちらのお部屋がどのように生まれ変わるのか!!ワクワクが止まりません!

※1... スケルトンとは
「スケルトン」とは、建物の内部を完全に解体し、構造部分だけが残った状態です。一度スケルトンまで解体して行うフルリノベーションは、空間のレイアウトやデザインを自由に変更できます。


スケルトン






【はじめに】築浅物件!BEFORE写真のご紹介

玄関からの様子(BEFORE)

 

キッチン(BEFORE)

リビング(BEFORE)

 

今泉:広報担当
元々とても綺麗で、正直リノベーションしなくても住めそうな物件ですね...!
この物件の特徴やリノベーションのポイントを教えていただけますか?

 

設計担当
こちらは築浅物件になります!もちろん、そのまま住むことも可能ですが、より暮らしやすい住まいをお届けするためにも、リノベーションを行います!

 

今回のリノベーションでは、移動しやすい動線を意識して、従来の3LDKから、リノベーションならではの、ワンルーム+ウォークスルークローゼットに変更します。
また、デザインの一部には「躯体現し(※2)」を取り入れ、モダンでインダストリアルな雰囲気をプラスする予定です!

 

※2... 躯体現し(くたいあらわし)
建築の構造物(建築時のコンクリート)をむき出しにする仕上げ手法

参考イメージ:躯体現し(天井部分)

 

 

今泉
たしかに、見た目の綺麗さだけでは、暮らしやすいとは言えないですもんね...。
動線を意識した間取り変更、住むひとの暮らしに住まいを合わせるということですね。それだけで住み心地が格段に上がりそうです!



では、どのように工事が進んでいくのか?写真を交えて、紹介していきます!

 


【玄関からの様子】広々とした空間に驚き!解体後の広がりを体感

 

早速、玄関を開けると・・・

 

玄関からの様子①(解体時:スケルトン)

玄関からの様子②(解体時:スケルトン)

リビング・和室(解体時:スケルトン)

 




今泉
広い・・・!そして写真では伝わりませんが、ドアを開けた音、足音がお部屋全体に響き渡ります。音については、トンネルのようなイメージに近いでしょうか?

設計担当
そうですね。
壁や床が取り払われているので、躯体(※3)に音が反響しています!
また、解体すると壁や床がなくなるので、解体前よりも奥行きが出てかなり広く見えます。

※3... 躯体(くたい)
建築物全体を支える構造上主要な部分で、建物の骨組みを指します。


今泉
そうなんですね!
音の反響によって、工事中の騒音が近隣の方にご迷惑をかけるのではないかと心配ですが...その辺はどうなんでしょうか?


設計担当
もちろん最大限の配慮は行いつつ、工事を行っておりますが、どうしても解体時や資材を運ぶ際は音が出てしまいます。大きな音が出る作業前は、お隣や上下の階の方へ、事前に挨拶へ伺い、工事内容のご説明をさせていただいております。
マンションの規約によっては、工事時間の制限があったりするので、そちらの規約に合わせて工事を進めております。

 

今泉
そうなんですね!近隣のご挨拶というのは、弊社スタッフも一緒に行っていただけるということでしょうか?

設計担当
そうですね!お施主様のご都合がつかない場合は、スタッフのみで、対応させていただいております。

今泉
工事だけではなく、近隣挨拶の対応もサポートしていただけるとは・・・。非常に心強いですね!

 


【緑の壁の正体】謎の緑色は〇〇材?!

 

なにやらお部屋の右側が緑色になっています

 

リビング側から玄関の様子(解体時:スケルトン)


今泉
壁から天井にかけて緑色になっている部分はなんでしょうか?

設計担当
こちらは断熱材です!
リノベーション工事では、快適な暮らしを送れるように、断熱工事の提案も行っております。
今回の場合は、マンションの築年数が浅く、断熱の吹付け具合も問題なかったので、既存の断熱を使用することになりました。


今泉
そうなんですね!やはり、断熱材は取り入れたほうがいいのでしょうか?

設計担当
そうですね。断熱材をきちんと使うことで、冷暖房の効率がぐっと良くなります。夏は涼しく、冬は暖かく保つことができるので、快適に過ごせます。せっかくリノベーションを行うのなら、デザインや間取りだけではなく、断熱など、住宅性能を向上させる工事も検討しましょう!
もちろん、ご予算の都合で見送る場合もあるかと思いますが、基本的には性能を高める断熱工事をおすすめしています。

今では、地球温暖化の影響を受け、住まいの快適性を高めることがますます重要になっています。
省エネの観点からも、断熱は欠かせない要素となっており、リノベーションに限らず多くの方々が断熱工事を取り入れ、快適な住環境を実現しています。断熱を施すことで、冷暖房の効率が向上し、エネルギー消費を抑えることができるため、光熱費の削減にも繋がります。これにより、省エネを実現しながら、年間を通じて快適に過ごせる住まいづくりが可能となります!

 

今泉
長く住むことになりますからね。リノベーションに限らず、新築のマンションや戸建てを購入する際にも、同じことが言えるお話ですね。参考にいたします!

 

 


【既存のインターホン】デザインは変更できる?


奥に進んでいくと、何やら見慣れたものが...!

 

 

 


今泉
これって...インターホンでしょうか?!

設計担当
はい!既存のインターホンになります。

今泉
こんなふうにぶら下がっているんですね...!
インターホンのデザインを、新しく変更することは可能なのでしょうか?
せっかくなのでお部屋に馴染む真っ白なデザインに変更したい!と思ってしまいます。


設計担当
結論からいうと変更できるもの、できないものがあります。
今回の場合は、インターホンに火災報知器が連動していたので、デザインの変更はせずに、既存のものを使用することになりました。

今泉
なるほど、火災報知器と連動しているんですね。
それなら安全第一で既存のものを使うのが安心です!ただ、お部屋に馴染ませる工夫などはできたりしますか?


設計担当
どうしても見た目が気になる場合は、ニッチ(※4)の中に設置したりなど、目立たせない工夫をご提案しております!

※4... ニッチ
小物や絵などの飾り棚として使うために壁の一部をへこませた部分のこと

ニッチ:参考イメージ



今泉
ということは...インターホンの設置場所については、元々設置してあった場所など関係なく、間取りに合わせて自由に設置位置を変更できるのでしょうか?


設計担当
インターホンの配線の長さによりますね!長ければ長いほど、伸ばすことができるので、間取りに合わせて調整可能です!配線の長さが短い場合は、元々あった場所から大きく変更することが難しい場合もあります。


今泉
そうなんですね!お話を聞いていて、細かい部分も、要望を伝えることで可能な限り調整していただけるんだなと感じました!

 

設計担当
難しい場合もありますが、まずはご要望をお伝えいただければと思います!



 

【キッチンエリア】配置とデザインについて

 


今泉
この床のL字の形は、キッチンですか?

 

設計担当
正解です!解体前に、ここにキッチンがありました。


今泉
そうだったんですね!このように本当にまっさらにして、一からキッチンもリノベーションをするのですね!ちなみに黄色いホースのようなものは、なんでしょうか?

設計担当
黄色いホースは給水管(※5)です。生活に必要な水やお湯が通る部分ですね。
そして、ホースの近くに見える、床から顔を出している配管が排水管(※6)です。

 

※5... 給水管
生活に必要な水やお湯を供給するための管です。水道から供給される水を各部屋や設備の蛇口、シャワー、トイレなどに届ける役割を果たします。


※6... 排水管
使い終わった水を排出するための管です。キッチン・トイレ・浴室などから出た水を、居室の外に流す役割を持ちます。


今泉
日常的に使用する水とお湯は、ここから通ってきているんですね。

設計担当
はい!マンションにもよりますが、給水管はまず玄関付近に集約され、そこから部屋の天井を通り、キッチンやお風呂など各場所に配管されています。そしてこちらの給水管も、新しいものに取り換えを行います!

今泉

普段見えないところも、新しく取り替えていただけるのですね。安心です!また、好きな場所に好きな形のキッチンを取り入れることは可能なのでしょうか?

設計担当
可能です。前提として、排水管が近くにあるほうがいいです。
排水管がキッチンから遠くなると、排水がスムーズに流れるよう配管に勾配をつけなければいけません。
勾配を確保するためには、十分な床下のスペースが必要であり、加えて、天井高も一定以上でなければなりません。天井が低い場所や、勾配を取るために必要なスペースがない場所では、キッチンを移動したり、新しい配置にすることが難しくなります。

逆を言えば、勾配が確保できる位置では、キッチンを移動できるということになります。それでも配管が長いよりは短い方が、排水などの詰まりのリスクを回避できます。ですので、なるべく排水管から近い場所で、キッチンをリノベーションしていただくことをおすすめしております。


今泉
そうなんですね。好き勝手配置するというよりは、水の詰まりを防ぎやすくしたり、メンテナンスをしやすくしたりと、普段見えない部分も考慮してキッチンの配置をプランしていただけるんですね!



【水回りエリア】床下を通る配管

 

続いてはこちらのお写真。


今泉
なにやら配管が床に埋まっていますね...そして周りより床が1段下がっています。元々ここはどんな場所だったのでしょうか?

 

設計担当
こちらは、お風呂、洗濯機置き場、洗面所、トイレなどの水回りになります!このマンションの場合は、配管が床にあり、その分床も1段下がっています。使用した水が、この配管を通っています。

今泉
そうなんですね!ということは、この1段下がっている場所で、お風呂やトイレなどのレイアウトを組んでいくイメージでしょうか?

設計担当

そうですね!ご要望をもとに、お風呂の大きさや洗面台の大きさを調整しつつ、レイアウトも組んで行きます!

 

今泉
私だったら、お風呂に足を伸ばして入りたい!のと、洗面所ではメイクもできるようなスペースがほしいです♪想像するだけで楽しいですね!

設計担当

そうですね!そういったどのような暮らしをおくりたいか?を、自分自身で想像していただけると、より理想の住まいに近づけるかと思います!

 

 

今回の解体後の様子はいかがでしたか?

 

普段なかなか見ることができない解体後の現場ですが、実は弊社では不定期で工事現場の見学会も開催しています!
見学会に参加することで、実際の工事現場を見学できるだけでなく、リノベーションの進行過程や仕上がりを間近で確認できます。さらに、弊社スタッフからリノベーションのアドバイスを直接聞けるチャンスもあり、リノベーションの可能性を実感することができます♪

 

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それでは、また次回お会いしましょう!ご覧いただきありがとうございました★

この記事を書いた人
今泉 瀬菜(広報担当)

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