【第4回】リノベ工事進捗レポート ~フローリングとタイル貼りの裏側~《工事進捗率60%》
こんにちは!リノベ不動産仙台青葉中央店(N’s Create.)広報担当の今泉です!
このブログでは、「リノベーションに興味があるけど、工事ってどんなふうに進んでいくの?」「工事中のお部屋ってどんな感じなの?」と感じている方に向けて、リノベーションの流れや工事中の状態を、写真やインタビューを交えてわかりやすく説明しています!
これまで、解体前・解体後、下地工事、お施主様立ち会いの様子をご紹介いたしました!
今回は…お客様のこだわりポイントでもあった、フローリングとタイル貼りの作業にスポットを当てて、工事の進捗をお届けします!
まだ第1回~第3回をご覧になっていない方は、こちらもぜひチェックしてみてくださいね↓
【第2回】リノベ工事進捗レポート ~下地工事の様子~《工事進捗率15%》
【第3回】リノベ工事進捗レポート~お施主様立ち会いの様子~《工事進捗率40%》
この記事を書いた人
仙台市太白区の賃貸アパートに住んでおり、仙台在住歴は約1年。まだ自分の家を持っていないため、リノベーションについて学びながら夢を膨らませ中!
休日は洗濯や掃除などを済ませた後に、ソファで足を伸ばしながら映画やドラマを観るのが楽しみ。(お皿を下げるとき、洗濯物を運ぶとき、車から荷物を降ろすとき。ちょっと無理してでも、一気に移動させたい人。)
目次
フローリング貼りの裏側
現場では、フローリングとタイル貼りの作業が進んでいました!
その一部をご紹介します。細部にまでこだわった職人さんたちの作業を見ることができました。
フローリングの施工中で、特に気になったのが緑色のプラスチック片。
今泉
この緑色のプラスチック、一体何のために使われているんですか?
設計担当者
これは「スペーサー」という道具で、フローリングを貼るときに欠かせないアイテムなんです。フローリング材と壁の間に適度な隙間を作るために使っています。
今泉
フローリングと壁の間に隙間を作るんですか?なぜ必要なんでしょう?
設計担当者
フローリング材は、気温や湿度によって伸び縮みする性質があります。
特に、今回のように施工時期が冬場で乾燥しやすい時期だと、木材は縮んだ状態になりがちなんです。暖かくなって温度が高くなると木材が膨張したとき、壁にぎゅうぎゅうに押しつけられてしまうと、フローリングが浮き上がったり、歪んでしまうことがあるんですよ。
今泉
寒い季節だと木材が縮んでしまうんですね。逆に暖かい時期の施工だと、どうなるんですか?
設計担当者
暖かい時期は木材が膨張している状態なので、今度は寒い季節に縮んだときのことを考えて隙間を調整します。どちらの季節でも、フローリングが浮き上がったり、歪んだりしないように材質によって、適切な隙間を確保するのが重要なんです。
今泉
フローリングの材質や、施工時期によって施工方法の工夫をされているんですね!
ところで、このスペーサーはどのくらいの期間挟んでおくんですか?
設計担当者
スペーサーはフローリングが完全に固定されるまで、つまり接着剤やボンドが十分に乾燥するまで挟んでおきます。
一般的には1~3日ほどで接着が安定するので、そのタイミングで取り外します。ただ、施工環境や素材によってはもう少し長くなることもあります。
実際の作業の流れはこんな感じでした!
1.基準となる位置の墨出しをして、どのように配置するかを丁寧に確認します。
この段階でフローリング材の加工不良や傷もチェックし、不良品がないかを確認します。
また、フローリングによっては、木柄や色合いにばらつきがあるものもあるため、全体のバランスを見ながら仮並べを行うこともあります。事前に配置を確認することで、仕上がりが自然になり、統一感のある美しいデザインに整えることができます。
2.必要に応じてフローリング材をカットして調整します。
3.ボンドを塗った後、フローリング材を設置。ここでスペーサーを挟み込んで固定します。
4.繰り返し作業で完成へ
これを繰り返しながら、全体を仕上げていきます。
5.養生板で保護
仕上げが完了したら、養生板を敷いてフローリングを保護します。
引き渡しまでの間に汚れや傷がつくのを防ぐための大切な工程です!
現場で職人さんの作業を見ることで、フローリング貼りがいかに繊細で丁寧な工程を経ているかがよく分かりました。
お部屋がどんな仕上がりになるのか、とても楽しみです!
リノベならでは!室内に石材風タイル
フローリング作業が終わった後は、タイル貼りの現場も見学させていただきました!
今回のタイルはなんと、石材風タイル。普段は庭や店舗で使われることが多いものですが、今回は室内に採用しています。
こうした他にはない独自のデザインを実現できるのも、リノベーションの良さですね。
今泉
今回、室内に石材風タイルを採用されたと伺いましたが、どのような経緯でこの素材を選ばれたのですか?
営業担当者
お客様からお打ち合わせの当初より、「お部屋のどこかにタイルを使いたい」とお話をいただいておりました。
ヨーロッパの石畳などのイメージを共有いただき、結果的にお客様に探してきていただいたこの石材風タイルを使用することになりました。
今泉
室内に石材風タイルを取り入れるのは珍しいですね!
営業担当者
そうですね。石材風タイルは住居ではなく、一般的には店舗や庭などで使われることが多いです。
室内で使用することで、高級感や通常のお部屋にはない特別感を演出することができます!
今泉
お施主様の「個性を大切にしたい」という思いにぴったりな素材だったんですね。
選ばれる際に、色やデザインで迷われたりしましたか?
営業担当者
いくつか候補がありましたが、玄関は明るめの石材風タイル、キッチンは落ち着きのある深みのある色味を採用しました。
空間ごとの雰囲気を考慮して決めていきました。実際にサンプルをいくつか取り寄せ、お施主様にも手に取っていただきながら選定しました。
今泉
サンプルを直接見て決めると、よりイメージが湧きやすくなりますね。
営業担当者
玄関の石材風タイルは、明るい色合いが開放感を演出し、訪れる方を温かく迎える仕上がりになりました。
一方、キッチンのタイルは、深みのある色味を選び、落ち着いた雰囲気で料理を楽しめる空間に仕上げています。
今泉
空間ごとに違う雰囲気を楽しめるのも、リノベーションならではの魅力ですね。石材風タイルを使った室内デザインは、とても参考になりそうです。こうした素材選びの自由度がリノベーションの面白さでもありますね。
実際の作業の流れはこんな感じでした!
1.こちらも下書き作業から!どのように配置するかを丁寧に確認します。
2.必要に応じてタイル材をカットして調整します。
近くでカットの見学しましたが、かなりの音が出ます。
3.ボンドを塗った後、タイル材を設置。
作業が素早く仕上がりが綺麗....職人技が輝きます..!
4.繰り返し作業で完成へ
きれいに仕上がりました!
あとは状態を確認しながら1日~3日ほど、ボンドを硬化させ、仕上げ作業に入ります。
床が仕上がるだけで、空間全体がぐっと引き締まり、完成形が少しずつ見えてきますね。
次の工程でどのように仕上がっていくのか、ますます楽しみです!
「こちらのお住まいがついに完成!見学会を開催します!」
現在、ブログで工事の進捗をお伝えしているこちらのお住まいが、ついに完成を迎えます!
そして…お施主様のご厚意により、2月15日(土)・16日(日)の2日間限定で、完成見学会を開催することになりました!👏
ブログを読んでくださっている皆さまにも、工事の過程を追ってきたからこそ分かる「ビフォーアフターの魅力」を、実際に体験していただきたいと思います!
💡 2日間限定・完全予約制の開催となりますので、参加ご希望の方はお早めにお申し込みください!
■ 詳しくはこちら!
リノベの先輩のお家を大公開!予約制完成見学会
それでは、また次回お会いしましょう!ご覧いただきありがとうございました★