リノベーションでできること-収納編-

 

こんにちは!リノベ不動産仙台の鈴木です。

日々の生活の中で、「ものが片付かない…もう少しこうだったらいいのに」と思うことはありませんか?

 

リノベーションはそんな不満を解消する絶好のチャンスです。    

 

 

 

1 リノベーションでできること

今回は収納に焦点を当て、収納が欲しいと思った時にどんな選択肢があるのかを実例とともにご紹介いたします。あなたのお住まいづくりの参考にしてみてください!

 

 

 

 

2どんな形があるの?収納の種類について知ろう!

一口に収納と言ってもその形態は様々。ここでは収納をお住まいの中で「ものを収める役割を持つもの」として大きく捉え、3つの種類に分けてご紹介していきます!

 

2-1 一つのスペースを丸々収納としてプランする

一般的な押入れやクローゼットがこれにあたります。1畳前後〜の広さの空間を間取りとして取入れ、間取りのプランニングの段階で平面図に落とし込まれるものです。最近では発展系として、クローゼットの拡大版のウォークインクローゼット、主に靴を収納するために玄関の脇へ計画されることの多いシューズクローク、さらには食品庫としてキッチン周りのものを収納するパントリーなどの収納も好んで取り入れられています。

また、大きさや収納するものの種類は様々あるにせよ、壁や扉などで囲って1つのスペースにまとめることによって生まれるメリットがあります。

 

・ものをあちこちに分散させずに済み、片付けやすい

・収納スペース以外の部屋がすっきりする

・ひとまとめに管理しておくことで、ものの管理がしやすい

 

 

 

 

一室に全てを集約することで、他の居室をすっきりとさせることができるのが特徴です。また通り抜けできるウォークスルータイプにすれば動線も格段によくなります。既製品の収納用品を組み合わせてカスタマイズするもよし。自由度が高い分、収納用品活用のテクニックは問われますが、好きにカスタマイズできるのが嬉しいところです。

例えばパントリーは、棚板や小さなデスクを利用し、収納だけでなく家事室としても機能させることができます。またなるべく部屋に持ち込みたくない、外で利用する掃除用具やガーデニング用品、野外アクティビティ用品などは、玄関から入ってすぐのシューズクロークのスペースに置いておけば持ち出しも楽々!靴を収納して玄関をすっきりさせるだけでなく、外ものの収納問題も一挙に解決できます。

 

ただし、このタイプの収納は人が入る空間も含まれる分、余裕を持たせた構造になるため大きな面積を必要とすること、またモノを収納するためには、空間に占めるモノの量を7、8割に納めると良いとされていますので、その他の居室に割ける面積が狭まるというデメリットがあります。

適切な大きさを確保するために、01.自分たちがどれくらいの量の荷物を持っているかの現状を把握すること、02 .どれくらいの量の荷物で生活していきたいかの理想を整理すること、03 .収納に大きく空間を割いた間取りを採用することによって、将来的に問題がないかどうかを考えることが重要になってきます。「収納スペースが狭いからものがおさまりきらない」という発想ではなく、今所有しているものが本当に必要なものなのかを考えて精査することは、モノの増えにくいすっきりとした暮らしの第一歩です。少々面倒かもしれませんが、「モノが多く片付かない…」と悩まれている方には、是非リノベーションを期に考えてみることをおすすめします!

 

2-2 オーダーメイドの造作家具

1つ1つ住み手に合わせてつくり付けるため、お部屋のテイストに合わせて製作できるのが魅力の造作家具。リノベーションの工事中に取り付けを行うため多くのメリットがあります。

 

・収納したいものにサイズを合わせてつくることができる

・材質や色味に統一感を持たせることで部屋がすっきりする

・建築化照明やコンセントなどの電気配線とあわせて計画できる

・デッドスペースを有効活用できる

 

 

 

造作家具の製作には、大工さんが製作する大工工事と家具屋さんが製作する家具工事で対応する方法の大きく2種類に分類することができます。前者が現場で作業して取り付けを行います。一方後者は一旦工場で製作したものを現場に運んで取り付けることが多いため、よりコストが掛かるのが一般的です。造作家具を検討するのであれば、全体の費用を見て早い段階で予算の中に組み込んでおくのがベターです。しかし、素材や形から打ち合わせをした完全オリジナルの家具ができた時の喜びはひとしおです。完成度も高い収納は、住んでからも特に愛着のあるパーツになることは間違いなし!

 

このタイプの収納の場合は、計画時に予め検討すべきことがあります。
例えば、壁に固定するために、部屋の使い方や家族構成の変化によって移動させることができなくなります。部屋を多目的に使いたい、将来部屋を2つに分けて使いたいという要望がはじめからはっきりしているようであれば、取り外しが可能なように計画するか、既製品の家具を利用することをおすすめします

 

2-3 既存の収納家具などを利用して収納する方法

あえて造作せず既製品の家具を利用して収納する方法がこちらです。部屋のレイアウトを変えやすくなり、将来的に部屋を区切りたい、逆に将来的に広げたいといった場合、大掛かりな工事が必要ないところがメリットです。

 

収納棚やTVボードでレイアウトするといった一般的な方法ではありますが、家族構成や生活スタイルの変化にも対応できるため安心です

 

 

 

 

 

3 まとめ

収納について、少しでも知っていただけたでしょうか?

収納計画を行うにあたって知っておいていただきたいのは以下の2点です。

・収納には大きく分けて3つの収納方法があること

・理想の暮らし方にあった収納方法を選ぶために、現状把握と将来の収納計画を整理することが大切

 

これからリノベーションをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

リノベ不動産仙台の事例をまとめたWORKS集を、現在無料で配布しております。
興味がある方は、お問い合わせください。

理想の家づくりを実現する無料の相談会を毎回開催しております。

0120-37-4185 営業時間 10:00-18:00 / 水曜定休日
資料請求はこちら

@ N's Create. All Rights Reserved.