最近、増えているのが「シングル女性によるリノベーション」です。

以前までは、リノベーションに関わらず住宅購入は、「結婚してから行うもの」といったイメージでした。しかし、現在では、独身であっても住宅購入を決意することは、もはや珍しいことではなくなっているのです。

 

間取りやインテリアにこだわって自分が思い描く、理想のお住まいを実現するには「一人暮らし」の今がおすすめ。中古マンション購入+リノベーションなら自分らしい理想の暮らしを手に入れることが可能で、最適な手段と言えます。

 

シングル女性が家を買う理由として「賃貸にお金を払い続けるのがもったいない」があげられますが、女性の人生はライフステージごとに結婚や出産、高齢の親との同居などの変化が伴います。
そんな各ステージの住まいに関するお悩みを解消できるようなプラン（売却や賃貸のこと）を意識しながらも、「今」の豊かな暮らしと向き合っている方が増えてきています。

 

リノベーションは、自由で自立した生活を送りたいシングル女性にとって賢いお住まいの選択肢のひとつだと思います。
本記事では、賃貸にお金を払い続けるのがもったいないと思っている方やストレスなく過ごせるお住まいが欲しい方、シングルでの物件購入に不安をお持ちの方など、シングル女性がリノベーションを選択する際に注目すべきポイントや物件探しのコツなどを中心に解説していきます。

 

 

 

 

1 将来まで見据えた住まいの選択とは

女性の暮らしはお金がかかりますよね。
コスメ・ファッション・美容・趣味など、諦めたくないものだらけ。自分にかけるお金も大切だからこそ、月々の支払いを含めた自分らしく快適なお住まいについて考えてほしいと考えています
自分好みに暮らしをカスタマイズできるリノベーションなら、さまざまなメリットを享受でき、趣味の充実や快適なリモートワークライフを手に入れることができます。

 

賃貸で同じ物件に住み続けるよりも、マイホームを購入した方がお得に住めることもあります。
購入すれば将来、ローン完済後の住居費が大きく減る一方、賃貸だと同水準の家賃を払い続けなければなりません。ライフステージが変化した場合には、売却や賃貸という選択もあります。

 

 

一人暮らし女性の場合は「住み替えが必要な可能性」や「無理のない資金計画」についても検討することが必要ですが、将来の不安に目を向けるだけでなく、「いま」と「これから」の豊かな暮らしにも目を向けましょう！
一度きりの人生、少しでも長い時間ストレスのない豊かな暮らしを叶えたい、そういった考えを重視する女性が増え、中古マンション購入＋リノベーションが支持されているのです。

 

 

 

2 シングル女性のリノベ向き中古マンション探しのコツ

なぜ中古マンションがおすすめ？

中古住宅を住まいの選択肢に入れるだけで、選べる物件の数が増えるというメリットがあります。
例えば立地面に目を向けても、新築マンションと比較した場合、中古マンションの方が相対的に駅チカの物件数が多く、価格も安いので選択の幅が広がり、自分の好きなエリアでの暮らしを手に入れる可能性が高まります。リノベーションをすることで、間取りの制限はなくなるので物件のポテンシャルだけに目を向けてお住まい探しができます。さらに、将来売却や賃貸に出す可能性も視野に入れて資産価値の高い、いわゆる「売れる物件、貸せる物件」、「人気が落ちない物件」という視点でも利便性は外せません。

 

 

 

1.自分にとって「理想の物件」の条件とは？

資産価値が高い物件かどうかも大切ですが、「自分にとって価値のある物件か」という視点も忘れてはいけません。住まいは生活の拠点ですので、自分にとって譲れない条件を満たしていて暮らしが豊かになることが価値と言えるでしょう。そこで自分の理想や好み、優先条件などを洗い出すためにも、以下のポイントをもとにして、物件選びをしてみましょう。

 

 

a.好きな街であること（住みたいと思えること）

子どもの頃や学生時代に住んでいた街に住宅を購入する人が多いですが、住んだ経験がなくても、人気のエリアを選択する方もいます。中古マンション購入+リノベの場合は、新築マンションと比較すると、人気のエリアでも物件数が多いのがメリットの一つ。自分自身がその街で楽しく暮らせるかどうかが重要なポイントです。

 

 

b.通勤ストレスがないこと

通勤ストレスがないエリアかどうかもポイント。自宅から駅までの距離、移動時間、乗り換え回数、電車の混み具合なども含めて、無理なく通勤できる範囲で選ぶようにしましょう。

 

 

c.物件の設備や、ハード面での条件

リノベーションで変えることができない部分についてです。例えば、「ペット可」「風通しが良い」「日当たりが良い」など、物件において優先度が高い条件をいくつか洗い出しておきましょう。特にペットと暮らす方にとっては、犬や猫と快適に過ごせるかが重要な条件と言えるでしょう。

 

 

d.予算について

イメージする理想のお住まいと、実際に支払うことができる予算を明確にしましょう。予算を決める際には、中古マンション+リノベーション+各種手続きにかかる費用をあらかじめ考慮する必要があります。また、予期せぬ出費に備えて、余裕を持った予算を設定することも重要です。

 

 

2.防犯面

女性の一人暮らしで大切にしたいのは、安全性の高い暮らしができるかどうか。そのためには、なによりも物件選びを重要視しましょう。マンションのセキュリティ設備だけでなく、立地の特色や、駅から物件までの夜道の明るさなども事前に確認した方がいいでしょう。

 

 

3.階数

2階以上（できれば4階以上）
ただし、駅近だと1階にテナントが入っているなど住環境がいいとは限りません。物件によっては2階でも日当たりが期待できないこともあるので、4階以上が望ましいでしょう。

 

 

4.物件からの眺望と日当たり

方角は、南、東、西、北向きの順番で価格が下がっていきます。通常、北向きの物件は好まれません。やはり南や東向きの物件が理想です。ただし、向きに関係なく、住環境によって眺望や日当たりは変わるので、建物ごとに判断するのがいいでしょう。

 

 

このように、駅近や2階以上、南や東向きの物件は資産価値が下がりにくい傾向にあると言えます。

 

＜物件選びのポイント＞
・好きな街であること（住みたいと思えること）
・最寄り駅の利便性が高い
・駅から徒歩10分以内
・2階以上（なるべく4階以上）
・南向き（または東向き）
・日当たり・風通しの良さ
・セキュリティの充実
・ペットについて

 

 

 

3 リノベーションのこだわりポイント

自分好みに間取りや内装を自由に組み立てられるリノベーション。せっかくなら、自分が長くいる場所、好きな場所を特にこだわってみるのはどうでしょうか？いくつか例を挙げてみます。

 

1. キッチン

キッチン一つにしても、アイランド型や壁付け方、カウンター型などいくつも選択肢があります。パントリーやオーダーで棚や家具などを作るなど、組み合わせはさまざま。完全に自分好みにカスタマイズされたキッチンスペースなら毎日ワクワクしながらお料理ができますね。

 

 

ぜひ、以下の記事の参考にしてください。
リノベーションでこだわりのキッチンを実現！！

 

 

 

2. 洗面スペース

シングル女子のリノベーションでみなさんこだわるのが、洗面スペース。壁面をタイルで仕上げたり、ミラーやタオル掛け、蛇口にまでこだわったり細部まで自分好みに仕上げられる場所の一つです。洗面スペースを玄関近くの廊下などに移動させることができるのもリノベーションならではの魅力です。

 

 

 

3. ワークスペース

リモートワークが増えてからは、ワークスペースを間取りに取り入れる方が増えています。仕事用だけでなく、趣味用のスペースや小さなアトリエのようにも使えるスペースとしても多様な使い方ができます。

 

 

 

4. ウォークイン（ウォークスルー）クローゼット

海外ドラマで見かける洋服や靴、小物類などをまとめて一つの箇所に保管できるウォークインクローゼットは女性なら憧れますよね。鏡を設置すれば中で着替えもできます。

 

 

 

5. インテリア

自分好みのおしゃれな家具や雑貨をそろえてみましょう。
好きなものに囲まれると、おうちにいる時間がますます楽しくなりますね。

 

 

 

 

4 まとめ

このように、賃貸では叶えられないような理想の暮らしを実現できるのがリノベーションです。
リノベーションなら、海外ドラマに出てくるようなおしゃれな部屋も実現可能です。中古マンション購入+リノベーションは、シングル女性のライフスタイルと相性が良いことばかりです。マイホームというとなかなかイメージできない方も多いかもしれませんが、賢く物件選びをすれば資産を手に入れることにもなります。
リノベーションする際は資金調達が必要です。ほとんどの方が住宅ローンを利用してリノベーション費用をまかないますが、住宅ローンを利用する場合は、借入可能額や返済期間がその方によって異なりますので、自分のお財布の大きさを知ることが最初の一歩と言えます。

 

弊社では、シングル女性のリノベーション事例が多数あり、シングル女性向けのリノベーションセミナーも開催中です。
経験豊富なコーディネーターが、あなたらしさに寄り添ったプランをご提案いたします。また、パートナーのファイナンシャルプランナーとの資金相談など将来を見据えたお住まいづくりをサポートいたします。

 

 

“今の自分”にフィットしたお住まいを手に入れるという選択、ぜひご検討ください。