リノベーション・オブ・ザ・イヤー2024 【800万未満部門】最優秀作品賞を受賞

「リノベーション・オブ・ザ・イヤー」とは、
その1年を代表するリノベーション作品を選出するアワードです。
リノベーションの魅力と可能性を広く発信することを目的としています。

 

選考は、施工金額別に設定された部門ごとに行われます。
まずは、一般投票によってノミネート作品が選出され、その後、株式会社LIFULL LIFULL HOME’S 総研所長・島原 万丈氏や、株式会社リクルートSUUMO 編集長・池本 洋一氏をはじめ、住宅系メディアの編集者を中心とした8名で構成された選考委員によって最終審査がおこなわれました。

 

全226点の応募作品の中から66点がノミネートされ、厳正な審査を経て各賞が決定しました。
受賞結果は、12月12日(木)に開催された第12回リノベーション・オブ・ザ・イヤー授賞式で発表されました。

そこで、弊社からエントリーした「翳りの間」が見事【800万未満部門】で最優秀作品賞を受賞いたしました。

一般投票での、たくさんの「いいね♡」やSNSでのシェア、ありがとうございました!

 

 

■受賞作品
○800万円未満の部

翳りの間
https://www.renovation.or.jp/app/oftheyear/2024/2017

 

■物件情報
築年月:1970年10月
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造
リノベーション面積:62.15㎡
施工期間:3ヶ月間

 

■CREDIT
設計: 髙橋雅人建築設計事務所
施工: 共栄ハウジング株式会社
撮影: 首藤 耀平

 

○審査コメント(原文)
800万円未満部門の最優秀作品賞「翳りの間」(株式会社N’s Create.)は、一般的な空間つくりの常識を拒否した作品と言ってもいいだろう。
この作品は変則的な駆体のせいか室内に大きく入り込む影を積極的に肯定し、闇で土間空間を仕切るという斬新なアイデアに挑戦した。一方、光のほうに設えた生活空間は床を上げ天井高を極限まで低くして明暗のコントラストを強調する。本物件のように築年数が古い板状型マンションであれば、できるだけ部屋の隅々まで光を回し天井高はできるだけ高く、というのが常識的なアプローチだと思うが、あえてその逆を行った結果、独特の世界観を持った住空間が出来上がった。コンクリート駆体表しと檜合板を組み合わせた内装は、リノベーション黎明期のテイストを彷彿とさせつつも、開口部の断熱性能に関しては現代的な要求に応えていることも評価のポイントだった。(島原 万丈氏)

 

○ 審査コメント(原文)
ワンルームの床や壁の素材を切り替えることでゾーニングするのは、ワンルームリノベーションのあるあるですが、床壁天井を同一素材でぐるりと囲むことで、部屋の中にもう一つ部屋をつくっているのがかっこいい。
リノベーションの枠を超えた高いデザイン性を感じました。また、リーズナブルな合板を使い費用を抑えながらも、ホテルライクで上質な雰囲気を演出。
一般的には費用のかかってくる天井のふかしも、木材で費用をおさえつつ、横から見た時の断面が印象的で感動しました。(斉藤 アリス氏)

 

翳りの間
https://www.renovation.or.jp/app/oftheyear/2024/2017

 

受賞作品一覧
https://www.renovation.or.jp/oftheyear/award.html

 

 

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