好きな街で憧れの日々を

仙台市青葉区にある築46年のマンション。見晴らしがよく自然を感じることのできる立地に、内装デザインやお持ちの家具・雑貨など、調和がとれた統一感のある素材感を大切にしたお住まいが完成しました。

Property Information

物件情報

仙台市青葉区にある築46年のマンション。

最寄り駅から徒歩7分と生活利便性が高く、窓辺からは山や川などの自然の移ろいを楽しむことができる立地です。

内装は、お持ちの家具や雑貨に合わせて、統一感のある素材感を大切にしました。
さらに、モルタル調に塗装されたキッチンの、その質感と美しい仕上がりにより、空間全体にモダンで洗練された雰囲気をもたらしています。

リノベーションにより、ご夫婦にとって「好きな街」×「憧れの暮らし」を手に入れることができました。

間取りプラン

Before

After

The Renovation
Story

Story

リノベーションモデルルーム見学会にお越しいただいたお客様。
物件探しからリノベーションのお手伝いまでをワンストップでご案内させていただきました。

元々のお住まいに近いエリアでいくつかの物件をご内覧いただいた中で、リノベーションができるか、将来的に隣地に建物が建つ可能性がないかなど、今後の暮らしに影響を及ぼしそうな事象に関して、リサーチしながらお住まいをご提案させていただきました

決めていただいた物件は元々のお住まいから近い、築40年を越えた中古マンション。
弊社が以前にリノベーションを施したことのある物件でした。

また、目の前が公園と公共施設で建物が建つ可能性が低く、お部屋からは広瀬川や青葉山など自然を感じることができるご夫婦理想の立地であり、マンションの管理状態も良好。改めてリノベーションすることで奥様のこだわりも叶えられるとのことでご購入を決断されました。

これからはお客様こだわりのリノベーション空間で、街中での暮らしをお楽しみいただければと思っております。

弊社にて引き渡し後に定期的に行っているメンテナンスで、どのような暮らしをされているのかを拝見するのがとても楽しみです。

井上 直樹

リノベーションコーディネーター
井上 直樹

Design

今回の物件は、数年前に弊社でリノベーションのモデルルームとして販売していたお住まいでした。

当時のご購入者さまの要望により各所間仕切り壁を取り払い、間取りや部屋のサイズ変更などの工事が行われ、新たな住まい手に合わせて再リノベーションしていました。その後、6年間の生活を経て、ライフスタイルの変化によって住み替えを決意し、売却にいたっています。
そして、今回ご購入されるお客様によって、3回目のリノベーションの工事を行うという弊社でも珍しい事例となりました。

ポイントとして、お風呂などの設備には大きく手を加えず、室内の間仕切りの新設や壁紙などの張替えで追加のリノベーションを行うことで、お客様の暮らしの質が向上するようご提案させていただきました。

フルリノベーションではなく、以前の間取りの良い部分を活かし、もっとこうしたいという部分をお客様ご自身でご判断いただいたことで、リノベーションの打合せをスムーズに行えた印象があります。

また、お客様と初めてお会いした当初から、素材感をとても大切にされていらっしゃることを熱弁いただき、風合いを楽しめるモールテックスと呼ばれるモルタル風の塗料の使用をご希望いただいておりました。キッチンの腰壁に塗装し、お持ちの家具や雑貨と馴染むよう施工をさせていただきました。

動線計画についても、大きなウォークインクローゼット(WIC)を新たに設け、ご家族の服や荷物をまとめて一箇所に収納できるようにいたしました。また、そこから脱衣所に抜けられるようにすることで、リビングからすぐにトイレやお風呂にアクセスできるよう、折れ戸タイプの扉を取り付けています。

内装やお持ちの家具、雑貨で統一感のある素材感を楽しみながらの市街地での暮らしをご提案でき、大変嬉しく思っております。

Creative Your Life

弊社でリノベーションしたお施主様のリノベ後の暮らしについてお話をうかがいました。

リノベ暮らし

夫婦の「好み」と「憧れ」が溶け合う住まい

札幌から仙台へ本邸を移されたご夫婦。今回、新たな住まいづくりの手段としてリノベーションを選択されたのは、奥様のご希望からでした。
物件選びでは「旦那様の好み」を考慮し、立地と眺望を重視。リノベーションでは「奥様の憧れ」を反映するため、細部の素材選びにまでこだわられました。

広さ:76.95㎡
間取り:1LDK
家族構成:ご夫婦
Q.今回住宅を購入しようと検討された理由を教えてください。
旦那様:
2017年に札幌から転勤してきて以来、妻と仙台で暮らしています。数年過ごすうちに仙台が気に入り、「ここに家を買おうか」という話になりました。
僕の地元の札幌には飛行機で行けますし、妻の実家がある秋田県にも車で行ける。さらに新幹線が通っているので、関東に住んでいる子どもたちにも会いやすい。
そういう面で、仙台はとても好条件だったんですよね。

奥様:
札幌では新築マンションを購入して住んでいました。そのため、新しく家を買うこと自体に抵抗はありませんでしたが、中古物件を購入するのは初めての経験だったので、築年数については多少は気になりましたね。

でも、N’s Create.さんにこれまでの地震による影響やメンテナンスの状況などを教えていただいたこともあり、冷静に判断できました。起きるかどうかわからない災害を心配してもしょうがないですし、立地や価格などの条件で納得できたのだから、それでいいんじゃないかと。
だから、築年数について大きく不安視することはありませんでした。何より、中古物件は費用面のメリットが大きいですからね。
Q.物件探しでこだわったポイントはありますか?
旦那様:
もちろん、「仙台の物件ならどこでもいい」というわけではありませんでした。僕が北海道出身だからか、建物に囲まれた家に住んだ経験がないので、「開けた場所」という条件にはこだわりたかったんです。その点、このマンションは周りに高い建物が建ちませんし、眺望も非常に良いので、立地面では申し分ありませんでした。山や川も見えるんですよ。

奥様:
季節ごとに自然の風景が変わっていく様子が見られるのは、暮らしていて飽きない、楽しいポイントですね。物件探しの段階から眺望を大切にしていたので、この物件に出合えて本当によかったです。そういう意味では、家の中だけでなく外の眺めも含めて「自分の目で見てから買える」という点は、中古物件ならではの良さかもしれませんね。

旦那様:
N’s Create.さんには物件探しからお手伝いいただきましたが、僕たちの眺望に対するこだわりを汲んだ対応に感謝しています。例えば、他の物件を見に行ったときに「向かいのビルが古いから、新しく高層マンションが建つかもしない」「今は目の前が駐車場だけれど、そこにビルが建つかもしれない」といったことを教えていただきました。実際、そういうふうに変わっていった場所をいくつか見てきたので、アドバイスや意見をいただけてとても助かりました。
Q.リノベーション住宅を選択した理由を教えてください。
奥様:
札幌でマンションを購入した当時は「綺麗な家」に憧れていて、中古物件をリノベーションしたり、リフォームしたりする感覚がありませんでした。ただ、実際に新築マンションで15年近く生活してみて、「自分たちの求めている暮らしとは違うな」と思うようになったんです。年齢を重ねて好みが変化したのもあると思いますが、今回は新築物件の購入は検討せず、初めから「理想の住まいを叶えられるリノベーションがしたい」と考えていました。

旦那様:
新築マンションの場合、内装や間取りは初めから決まっていますよね。だから、それを気に入るかどうかで、購入するかどうかが決まります。たとえ好立地だったとしても、「実際に生活する空間が好みじゃないから買わない」という人も多いのではないでしょうか。対して、リノベーションなら思うように手を加えることができます。これが中古マンションをリノベーションする最大の魅力ですよね。

奥様:
ちなみに、リノベーションに興味を持つようになったきっかけは、知り合いがリノベーションをしたことですね。その方とは一緒にモデルハウスを見に行ったり、リフォーム会社さんを訪ねてみたりしたのですが、そこでリノベーションに関する知識をちょっと持てたのも、今回リノベーションをスムーズに選択できた理由かもしれません。そのお宅は一軒家でしたが、リノベーション後がとにかく良かったんです。「私もこんなお家に住みたいな」と思いましたね。
Q.お施主様がこだわった部分を教えてください。
奥様:
叶えたい希望に対して予算の関係で調整した部分もありましたが、キッチンだけは外せませんでした。具体的には「モールテックスで塗装する」「大理石ではなくステンレス製にする」「シンクを大きくする」という点にこだわりましたね。特にモールテックスに憧れていたので、もしキッチンがダメだったとしても、どこかには絶対に使いたいなと思っていました。

キッチンに両サイドから入れるようにしたのも、導線がよくてとても便利です。こだわっただけあってか、最近は私より主人がよく料理をするんです。お刺身が好きなので、魚を買ってきて自分でさばいていますね。食器も次から次へと増えて、趣味の範囲を超えそうなくらいです(笑)。

それと、現在リビングとして使用しているお部屋。元はもっと広かったのですが、一部を区切ってもう一部屋つくっていただきました。リノベーション前は収納スペースがあまりなかったので、そこをクローゼットとして使用しています。

ほかにも、床は無垢材のフローリングにしたいなと考えていたのですが、以前ここに住んでいらした方が偶然にもその素材でリノベーションをされていたので、ありがたく活用させてもらっています。
Q.今回の住まいづくりで苦労されたポイントがあれば教えてください。
奥様:
リノベーションについて「考えることが多い」「決めなければならないことが多い」といった感想を耳にすることもありますけれど、私の場合は「だからこそ楽しい」と思えました。当然、リノベーションや家づくりに関する知識があればあるほど、考えることも増えると思います。

けれども、私はそれが醍醐味だと思えたので、住まいづくりで大きく苦労したという感覚はありませんね。
Q.これからリノベをされる方に向けて、アドバイスをお願いします。
旦那様:
物件選びについて言うと、私たち夫婦と同世代の方であれば、これから歳を重ねると足腰も弱ってきますから、交通の便が良い立地で、万が一のときに階段で昇り降りできる階数の物件を選ばれるとよいと思います。
いずれ免許を返納される方もいると思いますから、公共交通機関を利用できるエリアで、生活圏内を無理なく徒歩で移動できる、そんな物件を選ぶとよいのではないでしょうか。

奥様:
内装面では、住み始めてから「コンセントがもっとあればよかった」と思ったので、多いと感じるくらい設置してもよいかもしれません。
私たちも実際、N’s Create.さんにその点はアドバイスいただいていましたし、自分たち自身も重要性を理解していたつもりでしたが、家電の配置を甘く見ていました(笑)。事前に「何をどこに置くか」まで考えておくのが一番いいですね。

夏ならサーキュレーターや扇風機、冬ならパネルヒーターなどを置く方もいると思うので、年間を通して想像してみると、なお良いかと思います。

また、中古物件の築年数に不安を感じる方は、ご自分なりに解消する方法を考えるとよいのではないでしょうか。私たちの場合は保険に入ることで安心を得ました。もちろん金銭面に余裕があれば新築をリノベーションする手もありますが、私たち含め、すべての人がそうではありませんからね。

そして、理想を叶えようとすれば、当然それだけコストもかかりますから、「住まいづくりの軸をどこに置くか」を決めておくのも大事だと思います。ご自身のため、ご家族のため、理想のかたちはそれぞれだと思いますが、軸を据えることで、いろいろな調整もしやすくなると思いますよ。

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