ホテルライクな暮らし

仙台市青葉区にある築49年のマンション。最寄り駅から徒歩4分と通勤にも便利で、スーパーなどのお買物施設が充実したエリアに、ホテルのような非日常と、暮らしのリアルが溶け合う住まいが完成しました。

Property Information

物件情報

仙台市青葉区にある築49年のマンション。
最寄り駅から徒歩4分。通勤に便利なだけでなく、周囲には商業・医療施設も揃い、快適な日常を過ごせる環境が整っています。

室内は、ホテルライクな落ち着きと心地よさを追求した上質な空間。
グレーを基調とした室内に、深みのあるフローリングや木の温もりを感じる家具、ほどよく添えたグリーンが調和し、穏やかで品のある“ワンルーム”をつくり上げています。

キッチンは2列型の対面式を採用し、空間に自然と溶け込むよう、素材や色味にもこだわりました。

さらに、ガラスの室内窓を設けることで、空間をゆるやかに仕切りつつ、光や風がやさしく抜ける開放感を演出。
照明計画にも工夫を凝らし、落ち着いた雰囲気をいっそう引き立てています。

毎日を丁寧に、そして自分らしく。
リノベーションによって、ホテルのような非日常と、暮らしのリアルが溶け合う住まいが完成しました。

間取りプラン

Before

After

The Renovation
Story

Design

今回のお住まいづくりで特に印象的だったのは、お忙しい毎日の中でも、お施主様がご自身の暮らしを丁寧に大切にされていたことです。
お洋服や家具、日用品に至るまで、本当にお気に入りのものを選び、趣味や「好き」を日常に取り入れて、自分らしい暮らしを楽しまれているご様子がとても素敵でした。

そこで今回のリノベーションで特に大切にしたのは、毎日のルーティンに寄り添う設計でした。
忙しい毎日でも、より豊かでリラックスできる空間かつ効率的に過ごせる住まいを目指しました。

具体的に重視したポイントは以下の3点です。

01. 暮らしやすさ|スムーズな家事動線
日々の動きが自然に流れるよう、キッチン〜水回り〜収納の配置を見直しました。

02. すっきりとした空間づくり|ミニマム収納 × ゆとりある住空間
持ち物をきちんと収めながらも、圧迫感のない広がりを感じられるような空間構成に。

03. 心地よさの演出|“好き”に囲まれる内装計画
お気に入りの色や素材をベースに、落ち着きと温かみのあるホテルライクな空間に仕上げました。

細やかな視点を大切にしながら設計を進めた結果、お施主様の理想をかたちにするお手伝いができ、そして、お施主様の暮らしにそっと寄り添う空間となったことを心より嬉しく思っています。

Creative Your Life

弊社でリノベーションしたお施主様のリノベ後の暮らしについてお話をうかがいました。

リノベ暮らし

自分の「好き」が詰まった、ホテルライクな住まい

ご家族の住宅購入をきっかけに、ご自身も新たな住まいについて考え始めたお施主様。現在だけでなく将来的な暮らしの利便性を考慮し、なおかつ「自分好みの空間」を叶える最良の手段として選ばれたのが、中古マンションのリノベーションでした。
憧れだった「ホテルライクな住まい」を実現するために細部までこだわり尽くし、ご自身が設計から携わることで実現した住まいをご紹介します。

概要
広さ:64.02㎡
間取り:ワンルーム
Q.今回住宅を購入しようと検討された理由を教えてください。
高校を卒業してからずっと賃貸で暮らしてきましたが、「これからもずっと家賃を払い続けるのか⋯⋯」と思ったんです。年齢的に「そろそろ」という感覚もありましたし、少し前に弟が一軒家を建てたのも、住宅購入を考えるきっかけになりました。

何より賃貸だと制約が多く、間取りも決まっていますから、「自分の好きなように住みたい!」と思ったんです。もともと住宅の間取りを見たり、インテリアショップを覗いたりするのが好きで、「自分だったらこういう家に住みたいな」と夢見ていました。
Q.物件探しでこだわったポイントはありますか?
大きく分けて、マンションの「立地」と「管理状態」の2点です。立地面では今の暮らしやすさだけでなく将来の生活も見据え、交通の便がよく、買い物にも困らない市内中心部を希望しました。

戸建てではなく中古マンションを選んだのは、そうした利便性や負担の少なさに加えて、歳を重ねても安心して暮らせる環境を求めたからです。たとえば、自分がおばあちゃんになっても車に頼らず生活できる──そんな「終の住処」を思い描きながら物件探しを始めました。

はじめは、今の住まいとは別の階のお部屋を見学したのですが、1人で暮らすには広すぎる印象でした。それでも、マンション全体の管理状態の良さには安心感があり、「ここなら安心して暮らせそう」と思えました。
その後、しばらくして偶然、別のお部屋に空きが出たんです。価格と広さのバランスがちょうど良く、まさに希望にぴったりな物件でした。本当に、タイミングに恵まれたと思います。
Q.リノベーション住宅を選択した理由を教えてください。
自分の家を持つと考えたとき、「どうせなら好きな空間にしたい」という思いがあったので、最初から「やるならリノベを」と考えていました。一軒家なら自由が利くと思いますが、それは元から頭になかったので、中古マンションをリノベーションするのが私にとって自然な選択だったかなと思います。

もちろん、新築マンションを購入する選択肢がないわけではなかったんです。資料請求したこともありましたが、やはり価格面がネックでした。それでいて、「シングルで住むワンルーム」となると面積が狭くなってしまうんですよね。そして、空間のテイストや間取りを自分の好みにデザインできないというのが、私の思い描く住まいづくりにはマッチしませんでした。

このお部屋もワンルームではありますが、もともと2LDKだった物件なので、同じワンルームでもまったく広さが違います。そうした「自分好みに空間を作り替えられる」ところが、リノベーションの大きな魅力ですよね。
Q.いろいろなリノベーション会社がある中で「なぜN’s Create.」だったのでしょうか?
最初はいくつかのリノベーション会社さんにお声がけしました。ただ、問い合わせたのに返信がなかったり、忘れた頃に資料が届いたりしたんです。そうしたなか、N’s Create.さんはお返事が早く、しかも丁寧でした。それが一番の決め手です。

単に住宅を購入する場合と違い、リノベーションではその会社さんや担当される方との「関わり」が重要になると思います。だから、きちんとコミュニケーションができるか、信頼できるかといった部分は会社さん選びで重視しました。最初にN’s Create.さんからご連絡いただいたとき、「女性の単身世帯のリノベーションも実績がありますよ」と、こちらの状況に寄り添った情報を教えていただけたのも、安心感につながりましたね。

そのほか、「地元の会社さんがいいな」と思っていたのも理由のひとつです。住宅購入とリノベーションを一括して対応いただけるのも魅力でしたね。
Q.お施主様がこだわった部分を教えてください。
まずは、「広々とした空間」です。だだっ広い感じに憧れていたので、寝室とリビングを明確に区切らず、ひと続きの空間にすることで開放感を出しました。実際のところは部屋を分けてもよかったのですが、そうすると窓との位置関係でリビングスペースが狭くなってしまうことがわかったんです。なので、思い切って扉は付けないことにしました。

また、床・壁・天井の色味にもこだわりました。床に関しては「濃い茶色」にしています。色の濃い木材を購入するより、塗装したほうが費用を抑えられると教えていただいたので、少し手間ではあるのですが、その方法でお願いしました。塗ったあとの色味を確認させていただきながら、納得がいくまで2回ほど重ね塗り をお願いしました(笑)。おかげで理想の色味に仕上がったと思います。

壁と天井については最初から「白にはしたくない」「同じ色で揃えよう」と決めていました。 取り寄せていただいたサンプルをいろいろと見ながら、現在のグレーっぽい色に落ち着いたかたちです。天井が高くないので、設計士さんからは「明るい色のほうが圧迫感がないですよ」とアドバイスをいただいていたのですが、自分の好みを貫きました(笑)。

設計士さんからは「住まいというよりお店の色合いですね」と言われたのですが、もともと理想としていたのがホテルライクな空間だったので、むしろそう言っていただけて良かったなと思います。住宅のデザインとしてあまり例がなくても、迷わずに決めることができました。

色味に関するこだわりで言えば、本棚は自分で塗装しています。そういう趣味があるわけではないのですが、なかなか色の濃いものが見つからなかったんです。どうせならとことんこだわりたかったので、ラッカーを購入して塗りました。

それと、ランドリーバーを設置したのもこだわったポイントかと思います。育てている植物を置きたかったので、リビングと寝室、キッチンの計3箇所に取り付けました。もちろん物干しの用途でも使えますよ。

インテリアについては、机やソファーのように新しく購入したものだけでなく、椅子や照明のように以前から持っていたアイテムも活用しています。好きなテイストのものを選んだだけでメーカーもバラバラなのですが、意外と統一感が出ていると思います。意識して揃えたというより、好きなものを集めていった結果、自然と全体がまとまったような感覚です。
Q.リノベーション住宅を選んでみての感想はいかがですか?
日々、自分好みの空間で生活できる喜びを感じています。

外出先から帰ってきて、玄関を開けたとき、「ああ、よかったな」と感じるんです。私の「好き」を詰め込んだ家なので、よりいっそう「自分の家」という感じがしますし、居心地も良いです。
Q.今回の住まいづくりで苦労されたポイントがあれば教えてください。
キッチンと壁・天井の色味を揃えるのが大変でした。メーカーがそれぞれ違うので、同じように見えても微妙に模様や色合いが異なっていたりして、「これ、変じゃないかな?」と不安になることもありました。

最終的には掃除のしやすさも重視しながら、あまりツルツルしていない質感のものを選びました。たくさんのサンプルを見比べながら、自分なりの基準をつくって、少しずつ選び進めていったイメージです。

リノベーション全体を通しては、非常に楽しい経験でした。それは設計士さんにいろいろとご提案いただいたおかげかなと思います。私の場合は「こうしたい」という理想が強くあって、それに対して実現するために必要なことを教えていただいたり、具体的なアイデアを出していただいたりしたので、とても心強かったです。
Q.これからリノベをされる方に向けて、アドバイスをお願いします。
予算は明確に決めてからスタートしたほうが良いかと思います。私は月々に支払える額をベースに、物件の購入費とリノベーション費用を分けずトータルで考えました。

それと、自分が叶えたい理想の住まい像を事前にはっきりさせておくことも大切だと思います。そうすることで設計士さんとスムーズにイメージを共有できますし、的確なアドバイスをいただけます。また、住まいづくりの過程では決めなければならないことも多いですが、そうしたタイミングでも比較的迷わずに済むと思います。

私の場合はホテルライクな空間にしたかったので、設計士さんには実際のホテル名をお伝えしたり、雑誌をお見せしたりしました。加えて、リノベーション後の間取り図を自分で引いて、「こういうふうにできませんか?」とお渡ししました。それを現実的なプロの視点で整えていただいた感じです。「絶対に自分で図面を引いたほうがよい」というわけではありませんが、設計から携わったこともあって、完成後の満足感はとても大きいです。

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