暮らしの中に愉しみが巡る家

仙台市青葉区にある築44年のマンション。最寄り駅から徒歩6分という便利な立地に、ご家族全員がゆったりとした時間を過ごせる、温かみのあるお住まいが完成しました。

Property Information

物件情報

仙台市青葉区にある築44年のマンション。
最寄り駅から徒歩6分という便利な立地にあり、周辺にはスーパーやコンビニなど、日常のお買い物に便利な施設が充実しています。

家族が自然と集まり、会話や笑顔が生まれるダイニングスペースを、LDKの中心に設計。
キッチンからの動線がスムーズで、料理中も家族とのコミュニケーションが取りやすいような配置になっています。
主役となるキッチンカウンターは、木製の造作家具で質感を感じられるように仕上げており、経年変化によって味わい深さも増していくでしょう。

また、アールの壁やアーチ型の開口部など、柔らかな曲線を取り入れることで、空間全体に優しい雰囲気をプラスしました。

リノベーションによって、どこにいてもお互いの気配が感じられ、心地よくゆったりとした時間を過ごせる、温かみのあるお住まいが完成しました。

間取りプラン

Before

After

The Renovation
Story

Story

長年、賃貸マンションで暮らしていたお施主様。
お子様の進学をきっかけに、新しい住まいを探し始められました。

これまで暮らしてきたエリアをとても気に入っておられ、今後もその地域での生活を続けたいという強い思いが印象的でした。
また、リノベーションへのお気持ちも強く、ご一緒にお住まい探し+リノベーションのお手伝いをさせていただきました。

住まい探しでは、ローンや予算などお金の不安を解消することが重要なポイントです。
そのため、フアイナンシャルプランナーによる個別相談をご案内し、今後の生活に無理がないか資金計画をしっかりと整理していただくことで、「費用」に対して安心して進められるよう努めました。

最終的にご購入いただいたマンションは、もともとのお住まいから徒歩圏内にある角部屋。
管理人さんの対応や建物の管理状態も良好で、安心して暮らせる物件でした。

また、学区や生活圏が変わらないため、慣れ親しんだ環境での暮らしを継続できる点が大きな魅力となり、ご満足いただける結果につながったかと思います。

物件が決まるまで約5ヶ月、リノベーションの引き渡しまで約1年強。
不安な点を一つひとつ解消しながら進めた結果、慣れ親しんだエリアでの理想のリノベーション暮らしをお楽しみいただけるお住まいが完成しました。

お施主様の丁寧な住まい探しに寄り添いながら、理想を形にするお手伝いができたことを大変うれしく思っております。

Design

初めての打合せでとても印象的だったのは、お施主様がインテリアについて熱心に勉強されていたことです。

「趣味はおうちづくりについて考えること」とにこやかに話していただき、その溢れる想いをぜひカタチにしたいと強く感じました。その後、一緒にプランを考えた時間が、つい昨日のことのように思い出されます。

ご家族の日々の生活スタイルについて詳しくお話を伺い、現在だけでなく数年後の暮らしも見据えた住まいづくりをご提案しました。
特に、ライフステージの変化に柔軟に対応できるLDKをご希望されていたため、限られた住空間の中での細やかな空間の使い方を一緒に検討し、ご家族全員にとって最適な平面プランを何度も話し合いながら形にしていきました。

また、家具や設備に関しても具体的なご要望をいただきました。
たとえば、主役となる家具は造作とし、使い勝手やデザインにこだわったほか、洗面台にはお気に入りのタイルと水栓金具を取り入れ、オリジナルの空間を実現しました。
「こんな雰囲気にしたい」とお写真をお持ちいただくなど、具体的なイメージを共有していただけたことで、理想により近い住まいをつくることができたと感じています。

内装では、アーチ型の開口部やアールの壁を取り入れることで、空間全体にやわらかな雰囲気をプラスしています。また、造作家具や扉、室内窓など細部にもこだわりを詰め込み、全体の調和を崩さず、ほんのりとしたアクセントにしています。
さらに、照明器具や小物の素材選びにも一つひとつ「好き」が反映されており、やさしい雰囲気に包まれた、温もり溢れる、こだわりのお住まいが完成いたしました。

ご家族皆さんの想いを丁寧に共有しながら進めることができ、より愛着の湧く素敵なお住まいに仕上がったこと、大変うれしく思っております。

Creative Your Life

弊社でリノベーションしたお施主様のリノベ後の暮らしについてお話をうかがいました。

リノベ暮らし

暮らしにフィットした、こだわりの住まい

長年、賃貸マンションで暮らしてきたご家族。住宅購入を考え始めたきっかけは、不動産会社から物件購入とリフォームのオファーを受けたことでした。
一方で、もともと住まいづくりに強いこだわりを持っていたことから、「納得できるリノベーション会社に依頼したい」と、最終的に当社にご依頼いただきました。
リノベーションで実現したいアイデアと住みよさのバランスを取ることで、ご家族の暮らしにフィットしつつも「好き」が詰まった、こだわりの住まいをご紹介します。

概要
広さ:68.40㎡
間取り:2LDK
Q.住宅を購入しようと検討された理由を教えてください。
旦那様:
住まいの購入を考え始めたきっかけは、以前住んでいた賃貸マンションを管理していた不動産屋さんから「近くの物件を買いませんか?」とお声がけいただいたことでした。

奥様:
賃貸だとずっと家賃を払い続けることになりますし、「歳を重ねたあとに払えなくなったら……」という不安は当時からありました。だから不動産屋さんのオファーをいただいたとき、「どうせ払うなら買ってはどうか?」と思ったんです。住み慣れたエリアの物件でしたしね。

また、自分の家なら「自由にできる」という側面も住宅購入の決断を後押ししました。私はもともと雑貨が好きで、素敵なアイテムを見つけるたびに「いつか自分の家ができたら取り入れたいな」と考えていたんです。住宅を購入することで、そうした夢も叶えられると思いました。夫は賃貸派でしたが(笑)。

旦那様:
古くなればなるほど維持管理費はかかりますし、建て替えの事例はほとんどないと聞いていたので、そうした築古物件を子どもに相続させることへの不安もありました。そのため、購入するとしてもある程度年齢を重ねてから、例えば定年を迎えるくらいでなるべく築浅のマンションを一括で買ったほうがよいのかなと。新しい物件のほうが需要が高く、売りたいときに売れそうですからね。

ただ、妻の希望もあって中古マンション購入の検討自体は進めました。正直にお話しすると最初はあまり乗り気ではありませんでしたが、妻が体調を崩したことで、考えが変わりました。

妻が動けないあいだは1人で家事をしていたのですが、「設備の古い賃貸だと本当に大変だな」と思ったんです。食洗機がないから洗い物は大変ですし、洗濯物を干すスペースも足りない。「これはしんどいな」と思いました。暮らしをアップデートしなければいけない状況に直面したことで、住宅購入やリノベーションに対して前向きになれたように思います。実際、築年数が経っていても良い物件があることもわかりました。
Q.物件探しでこだわったポイントはありますか?
奥様:
最も重視したのは「エリア」です。15年ほどこの周辺に暮らしてきたこともあり、環境を大きく変えたくなくて、近くで物件を探しました。当初は不動産屋さんからのオファーを受けようと思っていたのですが、物件だけでなくリフォームもセット(物件価格に+α)という販売条件が付いていたため、購入を見送ることにしました。

というのも、私はもともと「リノベーションをしたい」と考えていたので、なんとなくリフォームしてもらうのではなく、きちんと納得できるリノベーション会社さんを選びたかったんですよね。なので、今回の住まいづくりでは物件探しから始めました。

エリア以外だと、物件のA(アンペア)数も考慮したポイントですね。以前住んでいた賃貸マンションは30Aで、冬になると頻繁にブレーカーが落ちていたので、せめて40Aにしたいと思っていました。

そのほか、当初は「新耐震基準で建てられていること」と「オートロックであること」も希望していました。ただ、住みたいエリアでそれらをクリアする物件はなかなか見つからなかったんです。実際に近所を歩いて回り、良さそうな物件を見つけては情報が出ていないか調べたのですが、空きがなかったり予算に見合わなかったりというのがほとんどでした。

そうした体験をするうちに、すべての条件を満たす物件を見つけるのは現実的に難しいことがわかったんです。「何を優先するか」が大事なのだと感じました。私たちの場合は「エリア」と「リノベをすること」が譲れないポイントでしたから、それらを優先しながら物件に求める条件を調整していきました。
Q.リノベーション住宅を選択した理由を教えてください。
奥様:
先ほどお話ししたように、もともとリノベーションにはすごく興味がありました。私の場合、「新しい家に住みたい」というより「自分が思い描く住まいで暮らしたい」という想いが強かったんです。戸建ての注文住宅でも自由な住まいづくりは実現できると思いますが、希望のエリアで暮らすなら必然的にマンションになりますし、予算も限られていましたから、中古物件のリノベーションが最も適した選択肢だと思いました。

もちろん、「物件の購入費とリノベーション費用のどちらに予算の比重を置くのか」については夫と話し合いました。新しくて設備が整った価格の高い物件を購入して部分的にリノベーションをするのか、年数の経ったリーズナブルな物件を購入してフルリノベーションをするのか──そうしたことを検討して、最終的には私の「リノベーションをしたい」という気持ちを尊重してもらいました。
Q.いろいろなリノベーション会社がある中で「なぜN’s Create.」だったのでしょうか?
奥様:
私が好きで、以前からよく立ち寄っていたインテリアショップ「フラネ*」に、だいぶ前になりますが、N’s Create.さんの施工事例集が置いてあったんです。それを持ち帰って、いつかこんなリノベーションができたら…と何度も見返していたので、今回リノベーションを考えたとき、真っ先にN’s Create.さんが思い浮かびました。とはいえ比較はしたかったので、他のリノベーション会社のホームページや施工事例も見ましたが、やはり一番しっくりきたのはN’s Create.さんでした。

物件探しからのスタートでしたから、会社選びでは「住宅購入からリノベーションまでまとめてお願いできるところ」で考えていました。ただ、N’s Create.さんのようにワンストップで対応できる会社はそこまで多くなかったんです。

それと、N’s Create.さんのご対応の柔軟さも決め手になりました。最初にご連絡を差し上げたのは、実は不動産屋さんからいただいたオファーを受けるかどうかを検討していたタイミングでした。不動産屋さんから提示されていたリフォーム費用と同額で、N’s Create.さんはどこまでのリノベーションができるのか、それを確認するための問い合わせです。

ただ、不動産屋さんのオファーには10日ほどでお返事しなければならず、時間に余裕がありませんでした。その状況をお伝えしたところ、直近の土曜日に打ち合わせの場を設けていただき、2時間以上もお話をさせていただきました。急なご連絡にもかかわらず時間を割いていただけたうえ、そこでお会いしたリノベーションコーディネーターさんが最高にいい人だったので、「ここなら信頼できる」と感じました。

*現在は事業譲渡により株式会社リノシアが運営。
Q.お施主様がこだわった部分を教えてください。
奥様:
リノベーションで実現したかったことが多すぎて、こだわりしかありません(笑)。気に入っている部分をいくつか挙げるとすれば、まずはキッチンと洗面所に取り付けたタイルですね。これは絶対に実現したかったこだわりポイントです。

また、最近はフローリングが一般的だと思うのですが、廊下やリビングダイニングの床材をカーペットにしたのも気に入っています。これは私が寒がりなこともあって、冬場でも冷たく感じないように工夫した結果です。

ほかにも、洗面台や食器棚を造作にしてオリジナリティを出したり、デスクを2箇所作ったり、壁や開口にアールを取り入れたりした点も気に入っています。

反対に、あえて採用したなかったアイデアもあります。例えば、当初は「ピットリビングにしたい」「小上がりを作りたい」などと考えていましたが、お掃除の手軽さや歳を重ねたあとのことを考えて、床は極力フラットにしました。天井に断熱材を入れている関係で躯体現しができませんから、床を高くすると狭く感じてしまうんですよね。

実現しなかったアイデアはほかにもありますが、どれもきちんと納得したうえで見送りました。それは、漠然とお伝えした「こうしたい」という要望に対して、N’s Create.の設計士さんから現実的な観点でアドバイスやご提案をいただけたからです。要望ごとに「これをやると通路幅がこうなる」「あれをやると天井の高さはこうなる」と図面で示していただいたので、納得しながら取捨選択できました。
Q.リノベーション住宅を選んでみての感想はいかがですか?
旦那様:
こだわりが詰まった家で生活してみて、自分たちのライフスタルに合った暮らしができているなと感じています。

例えば、コンセントひとつとっても好きなところに付けられるわけですから、それは便利になりますよね。もちろん、実際に生活してから「ここにも欲しかった」なんてことはありますが、そうした細かい要望はどうしたって出てくると思いますし、全体としては賃貸のときより暮らしやすくなったと感じています。
Q.今回の住まいづくりで苦労されたポイントがあれば教えてください。
奥様:
「決めることが多い」というのは大変な部分だったかなと思います。凝り性なので、1つの選択をするのにすごく時間がかかってしまったんですよね。

もともといろいろなテイストが好きだったため、まず「自分の家を作るとしたらどれ?」と絞り込んでいくのが苦労しました。例えば、「北欧系のやわらかいテイスト」も「モダンで無機質なテイスト」も好きでしたから、どれがいいかを夫と何度も話し合いました。

それと、キッチンやトレイなどの設備は実物を見て決めたかったので、考えうるすべてのショールームをまわり、1件ずつ見積もりをお願いしたのも大変でした(笑)。

とはいえ、壁紙や床材、照明、タイルなど、内装の打ち合わせは「フラネ」で行うことも多く、「夢が叶ってる…!」と感じる、本当に幸せな時間でした。その分、なかなか決めきれない場面もありましたが、設計士さんには根気よくお付き合いいただいて、本当に感謝しかありません。
Q.これからリノベをされる方に向けて、アドバイスをお願いします。
奥様:
苦労したポイントにも挙げましたが、新築マンションや建売住宅を購入するのとは違って、リノベーションは住まいづくりの過程で決めるべきことが多くあります。ただ、「自分で考えた住まいを一からこだわってつくりたい」という方ならむしろ楽しめるポイントだと思うので、リノベーションはおすすめの選択肢ですね。

私たちに関わっていただいたN`s Create.の方々は本当に皆さん素敵な方々で、こちらの疑問、質問に最後の最後まで向き合い、私たちを支えてくださいました。

リノベを進める中で少しでも気になることは、どんどん聞いて、不安や疑問を解消しながらで進めていくことが大切だと思いました。

また、ほとんどの場合は私たちのように中古マンションをリノベーションすると思いますが、中には「いつまで建物が持つの?」と不安を感じる方も多いと思います。「100年は持つ」と言われたりもしますが、実際そこまで経っているマンションは日本にないので、住まいづくりのプロであっても明確には答えられないと思うんです。

だから最終的には、自分自身が築年数という要素を「どう理解して判断するのか」ということになるのだと思います。理想の暮らしを実現するうえで優先すべきことを定めて、自分なりに納得できる選択をすることが、最も大切なのではないでしょうか。

旦那様:
今回のリノベは、私にとって妻との価値観の違いを受け入れる作業でもありました。これまで、妻とは趣味嗜好は似ている部分が多いと感じていたので、リノベもスムーズに進むものと思っていましたが、実際には思っていたよりも時間をかけて向き合う場面が多くありました(笑)。

私はどちらかというと機能性や合理性を重視するタイプで、妻はデザインや空間の世界観を大切にするタイプ。そのため、決断までに少し時間が必要になることもありました。

もちろん話し合いを重ねてはいたのですが、「やりたいこと」だけでなく「やりたくないこと」もリストアップして共有していたら、もっとスムーズに進められたのかもしれないなと感じています。

時間はかかりましたが、私たちだけでなく、たくさんの方の想いが込められて完成したこの家は、今ではもう一人の家族のような、頼れる相棒のような存在になっています。

Other Story

事例集プレゼント中!

資料請求はこちら

@ N's Create. All Rights Reserved.