家族がゆるやかにつながる暮らし

生活の様子を伺いながらお部屋の用途と導線に気を配った戸建リノベーション事例です。

Property Information

物件情報

軽量鉄骨造の築25年の一戸建て。

構造上、レイアウトに制限が出たものの、ご家族の生活のスタイルをお伺いし、最適なレイアウトをご提案。

ご自宅でのお仕事、子育て、集い。
それぞれのシーンが緩やかにマッチする空間をめざしました。

間取りプラン

Before

After

The Renovation
Story

Story

はじめは弊社の中古マンションのリノベーション完成見学会に遊びにいらっしゃっていただいたお客様。
既に中古戸建てのお住まいの購入を進めていただいており、理想の暮らしづくりのためのリノベーション会社を複数ご検討いただいておりました。

見学会でリノベーションのこと以外にも暮らしの形などお話をじっくりお伺いさせていただき、お子さまの学区や暮らしの質を最優先にされたいこと、お仕事をご自宅でもされる可能性があるとのことで書斎スペースを作りたいことなどご要望をお伺いさせていただきました。

初めてお会いしてからお引き渡しまで約9ヶ月と長い時間を頂戴しましたが、ベースである断熱作業を含めて随所にこだわりを感じられるお住まいとなりました。

お子様と一緒にお庭で遊びながら現地でお打ち合わせをさせていただいたことが印象に大変残っており、これからの暮らしの様子をお伺いできるのが楽しみなリノベーションのお住まいです。

井上 直樹

リノベーションコーディネーター
井上 直樹

Design

お客様のご要望は、

「LDKは一体型。どこにいても家族の様子が見えるようにしたい」

お打ち合わせの初期段階では、既存の間取りに沿って元々の空間でLDKを、玄関を挟んで2間を和室のままでとのご希望を頂戴しておりました。ですが和室2室の占める面積も多く、滅多に使わない空間にするのは勿体ないと思い、和室一室を取り込んだLDKプランをご提案させていただきました。
全ての空間が回遊でき、なおかつ、どこにいても家族の気配が感じられる間取りになっています。

今回、改修するに当たって一番ポイントになったのは階段。
軽量鉄骨の建物のため、階段の登り口が移動できない事・空間のど真ん中に階段があり空間が分断される事が今回プランする上でネックでしたが、階段を視覚的にオープンにすることにより、広々としたLDKが出来上がりました。階段自体も一段目をステージにした事で、お子様の遊びスペースとして・来客時のベンチとして、色んな楽しみ方が出来るスペースとなりました。
和室の一間をリビングにした事で、隣の和室もリビングの延長で使いやすい空間になっています。

機能面では屋根と壁の断熱施工・LDKの床暖房設置など、年中通して快適に過ごせる様ご提案させていただきました。

菅野 絵美

リノベーションデザイナー
菅野 絵美

Creative Your Life

弊社でリノベーションしたお施主様のリノベ後の暮らしについてお話をうかがいました。

リノベ暮らし

“想いの詰まった家”を受け継ぎつくる新しい住空間

“想い入れのある家をできるだけ残してほしい”
そんな売主様の希望を受け継いだオーナー様がつくりあげたのは、既存のものを活かしつつ、自分たちの生活にマッチする住空間。家族の存在を感じながら安心して過ごせるリノベーション住宅のご紹介です。

築25年、和室が4室ある4LDK +WICの戸建て住宅。軽量鉄骨造のため間取り変更に制限はあったものの、今はもちろん将来の暮らしも考えられたリノベーション住宅が完成しました。

【概要】
家族構成…ご夫婦2人、お子様1人
Q. 今回住宅を購入しようと検討された理由を教えてください。
「家を買おうと考えていたものの(仕事で)全国を転々としていて。いずれ地元の仙台に戻ることを決めていたため購入できなかった」というオーナー様。
念願叶って地元に戻り、「仙台は妻が初めての土地だったので、まずは賃貸マンションに数年住んでから買おうと話していた」そう。そんなお試し期間を経て住みたい場所が決まり、いざお住まい探しがスタート。

しかし、「希望エリア内に条件に合う戸建てがなくて…中古マンションも視野に入れることにしました。でも、中古マンションを見ても目新しさがなかった」のだとか。また、ご夫婦ともに戸建て住宅で育ったこともあり、「やっぱり戸建てが良いねという話になり、希望エリア内の戸建て住宅に絞ることにしました」。

そんなとき、条件に合わないからと1年前に購入を見送った戸建て住宅が改めて売りに出されることを知って手を挙げました。
Q. リノベーション住宅を選択した理由を教えてください。
「リフォームに悪いイメージはなかったので、リフォーム前提で購入を考えました。それが“想い入れのある家をできるだけ残してほしい”という売主に届いたようで、快く譲っていただくことができました」。

“希望エリア”を絞ることで、選択肢が中古住宅に限定される可能性があります。そのため、住宅の購入と既存住宅の建て替えもしくは改修がセットになることも少なくありません。

「一度住んでみて使い勝手の悪いところを見つけてからの部分的なリフォームも考えたのですが、引越しが増えますよね。なので、最初からしっかりつくって住むことにしました」というオーナー様。

担当者の話によると、オーナー様は当初リノベーションではなくリフォームを考えていたそう。

「最初にお話を伺ったときは、和室を残しつつLDKを広めにとって住めるようになど、どちらかというとリフォームを考えておられたようです。しかし、“家族それぞれが何かをしながらもつながっていられるような住まいが良い”というお話だったので、リノベーションを提案させていただきました」。

既存の間取りを活かして生活できるなら、気になる部分のリフォームだけでも快適に暮らせます。しかし、“理想の暮らし”があるなら全体的に作り変えるリノベーションのほうがおすすめです。ある程度築年数が経っている中古物件なら、リノベーションのほうが手間もトータルコストもかからないことも少なくありません。
Q. リノベーション住宅を選んでみての感想はいかがですか?
「2階建ての戸建て住宅なので住空間が広いですが、子どもが何をしているのかが見えるし、お互いの存在を感じられて安心できますね。それから、冬、外から帰ってきても家の中が暖かい。朝起きても暖かい。ホッとします」。

穏やかにほほ笑むご夫婦と、のびのび遊ぶお子様から、リノベーション住宅での生活を心から満喫されている様子がうかがえます。

また、エリアにこだわって家探しをしたただけあって「街中に近くて自然が多く静か。川まで行って遊べたり、裏手に公園があったり。住環境にも満足している」のだとか。

奥様は、「昔ながらの八百屋さんや魚屋さん、商店などもあって歩ける範囲に必要なものがちゃんとあります。窓から緑が見えたり虫の声を聞いたり。季節を感じながら暮らせて、ゆっくり落ち着いて休める家ですね」とおっしゃいます。
Q.お住まいで気に入っている点・こだわった点を教えてください。
「寒々した家は嫌だった」というオーナー様と、「それぞれの居場所がある家にしたかった」という奥様。こだわりは、“断熱”“ダイニングキッチン”“生活動線”の3つなのだとか。

「“もともとある壁の内側に断熱を入れるから何センチ壁がせり出す”“断熱と床暖房を入れると何センチ床が上がるから、床暖房だけの方が使いやすいかも”など、打ち合わせの際にしっかり内容をつめてもらいました。そのため、使い勝手がよく何も問題がありません」

「キッチンとダイニングテーブルが一体になっているので、会話しながら料理ができたり子どももお手伝いしやすかったり。ホームパーティにもいいですね。それから、リビングにいる子どもを見ながら作業できますし、2階から子どもが呼んでも聞こえます」。

そして、「子どもがお友達と遊んでいる時に行き止まりがないんです。ぐるぐる走りまわれる」というキッチン・ダイニング・リビング・デスクスペースと回遊できる間取りは、軽量鉄骨造で階段の場所を移動できないことを活かしたものになっています。
Q.どんな方にリノベ住宅おススメしますか?
「最初はリフォームとリノベーションの違いがわからなかった」というオーナー様ですが、実際にリノベーションを経験して、「エリアにこだわる人」「自分たちの将来の生活に焦点を合わせて家づくりをしたい人」にリノベーションが向いていると感じたそうです。

「リノベーション住宅というとデザイナーズマンションのようなイメージだったんです。でも、実際に相談してみたら“オシャレでステキなだけじゃなく、暮らしをベースに考えます”と言ってもらえて。自分たちの生活や家づくりの目的などしっかり話を聞いてくれたので嬉しかったです」。

また、これからリノベーションをする人へのアドバイスとして次のような点も挙げてくださいました。

「リノベーションを担当してくれる会社が、情報を隠さずに話してくれるからこそ理想の家ができるのだと思います。壁の厚さ、床断を入れると何センチ上がるなど、具体的な話をしてくれるところなら安心してお願いできるのでは」。

リノベーションを検討するにあたって複数の会社に相談をしたオーナー様は、「“ただ家をつくる会社”ではなく、“こんな風にしたら楽しいですよ!”と提案してくれる会社」を選んだことで、理想のリノベーション住宅を手に入れることができたそうです。

家族の存在を感じながら、適度な距離感をもって自分の時間も楽しめる。リノベーション住宅で、仲の良い家族の時間がいつまでも続くことを願っています。
【N'sCreate.から、取材を終えての振り返り。】
住まいを考える、住まいを探す、住まいを作るということは自分たちがどんな暮らしをしたいのか?どんな空間にいたら居心地がいいのか?色々と自分たちの好き、嫌いを見つめなおすところから、はじまるものだと思っています。
こだわりの詰まった住まいとは?
実際にお住まいになったお客様のお宅を見学したり、お話を聞いたりすることも
自分達では見えない住まいへの新たな発見があるかもしれません。
リノベーション住宅の良さを体感してみたい方は気軽に見学会やオープンハウスに足を運んでみてください。

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